それは、富美子さんからのハガキに書かれていた国名。
富美子さんというのは、私の友だちの中でも、最高齢の85歳で、奈良県在住。
本当は、人間じゃなくて神様なんじゃないかと、こっそりと思っている人物だから、
たとえ、初対面の時「神様をやっております」と自己紹介されてたとしても、「へー、それはごくろうさまです」と、平気で納得したであろうほど。笑
そんな私たちの出会いの場面は、特別に、めくるめいていた。
昨年、カナダに向かう飛行機で、隣の席になったのが、きっかけ。
私は、南米チリへ、富美子さんは、中米キューバへ。
カナダの乗り換えまでの間、ひたすらひたすら喋りまくってた。
年齢のギャップなんて、寸分も感じない。
敬意を表して、私よりも先を歩く人からの、未来の手がかりを貰ったみたいだった。
戦争のこと、今と昔の教育のこと、旅をすること、出会いのシンクロニシティのこと・・・あらゆることについて、
会話して、ワインで乾杯してから、また会話した。
柔軟な考え方を持ち、核心を見抜いて物事に意見する。
そんなアグレッシブな84歳(当時)は、私の人生史上初登場といって間違いなかった。
凝り固まることのない姿勢は、いくつになっても、自分の心が外の世界に向かって開いていることを示してて、
扉を自分の手で閉めない限り、人間は吸収し成長できるのだと、改めて痛感させてくれた。
私よりも、数百歩も先を行っているのであろう彼女の言葉に存在するのは、自身が体験したからこそ、
嘘偽わりなく表現される人生の意味そのものだったから。
人は、どんなふうにだって生きてゆけるんだよって、優しく背中を押されたみたいな感覚。
そして、また明るい光が、未来を照らしてくれた喜びに満たされて、私は新たな旅路についた。
帰国した私の元には、「革命はどうかと思いましたけど」という、キューバ旅行の感想と写真が届き、彼女らしいセリフに、さすがだゎ!とニヤける私。
そんな時折の文通をして、先月、例の手紙。
「11月に、イエメンへ行ってきます」
まだまだ、とどまるところを知らず。
未来は、こうやってくんだよって生きざまが教えてくれてる。
なんて、最高なんだろう。
それにしても、イエメンてどこだろう。笑
友だちにあげるため、たくさん持ってたとこが、かなりキュート。
中東・アラビア半島にある国。
正式名称はイエメン共和国。
首都はサヌア。
サウジアラビア、オマーンと国境を接する。
思わず調べちゃいました。
気になってはみたものの...
地理に弱いのでちんぷんかんぷんな私です...
しかし、すごいお友達がいるんですねぇ☆
富美子さん。
私ももっと外へ外へ行かなきゃなぁ...
ホントだ、未来のマキだ。
アハハーーー!!!イケメン好きのゆうだけあるねー。笑
いや、私も、イケメンがいい!うひひ
調査ありがとう。
私も、いまやっと地図を開いてみました。
ほほう。
アラビア半島の端っこにくっついてたーーー!!!
初めて気付いたよ。
富美子さん、さすがだねえ、こんなに謎めいた国に行こうとするんだもん。
気になるーーー!!
なにがあるんだろうね、イエメン!!!
アハハ、ほんとに、富美子さんに会えただけでも、
最高に旅の意味があったと思いました。
お金は、形のないものに使わなきゃいけないよ
食べ物は、全部残さずに食べなきゃいけないよ
これも、また富美子さんの教え。
納得!