そんなもの、見なくなって久しいというのに。
私は、あがなうことのできない、あまりにも強大な力の圧迫感で、
いつもと絶対的に違う不快感に、怖くて、目を醒ました。
それから、およそ一時間後、
再びウトウトしかけた私は、酷い揺れに、また起こされることになる。
地面が音をたて、隣の犬が鳴き騒ぎ、一瞬でやってきた大きすぎる波動は、
最初、本当に宇宙人の襲撃かと、私を惑わせるほどに、あらゆるものを超越した非現実。
ひたすらの恐怖だった。
1995年1月17日、6000人を越える人々が命を落とした阪神淡路大震災。
あれから、あっという間に、13年の歳月が経ったけど、毎年この時期になると、私はとても涙もろくなる。
毎日、ラジオから流れる犠牲者の数と氏名を聴いては、号泣していたあの頃は、
全然、古くならないで、私のそばにあって、あの悲しみは、ずっと消えない。
今でも、当時、大根が一本一万円で売られたという衝撃的事実の意味を、
私は、思い出すたび、考える。
もっとも大切なものについて。
また今年も、そんな時期がやってきて、ふいに押し寄せる悲しみに、また節目を感じながら、黙祷を。
巨大な丸太に突き上げられたかのような衝撃で、
完成間近の図面がグジャグジャになった(笑
そうか...もう13年も経ったのか。
それにしても大根一万円はどうなんだろうね。
とても残念な気分。
あの規模の被害の地震はないけど、日本でも
新潟など本当に地震が増えた気がする。
やはり地球環境の悪化のひとつなんだろうかね??
高知でも相当揺れてね。
すごい揺れで目が覚めて、でもおさまったらまた寝ちゃって。
起きてテレビつけたらあの映像・・・
そうかマキはあの場で直に体験したんだね。
大根一万円で売っちゃうのか。
ま、いいけどさ。なんだかね。
いやーーーあ、e/さんに、大学の時代があったのかーー。
そりゃそうだけど、なんだか時は流れるね。
あの頃、もちろんだけど、お互いを知っていなかったけど、
同じように体験してたんだと思うと、
これまた当然なんだけど、関西ならね、、、
だけど、不思議な感覚。
うん、13年もあっという間だったな。
じっこも、高知にいたんだね。
その時間感覚に、ちょっと戸惑います。笑
すべての価値観が、ぶっこわされたんだろうけど、
いっちばん大事なものって、やっぱり揺るぎないんだよね。
それって、永遠だな、うん。