2003年+本『光の色彩』+mAki。

友だちへの贈りものだったり、自分の記憶用だったり。
私は、いままでたくさんの本を手作ってきたけれど、
これは、私が、まだ自分の名前を、makiじゃなく、mAkiと書いていた4年前の作品。
ギフト用に制作してたものを、久々に開いてみたら、逆に新鮮だった。
今より、もっと自分の弱さと戦ってた頃の感情の記録みたいで、ちょっと切なくて。
だけど、また新しいチカラをもらえた、そんな気持ち。
タイトルは、『光の色彩』。
肉眼でいつも見えてるわけじゃない光の色、
その本当の色と、そういう鮮やかさに満たされた未来と自分を想像してつけた、タイトル。
それでは、エンジョイ。
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あたしたちが、初めて出会った日のこと覚えてる?
それから・・・   別れた日のことを。
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『光の色彩』     mAki



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あれから、季節は一巡りして。
懐かしい風は、あの頃に似た違和感を含み。
無邪気に身体を突き抜ける。

それから、あたしは、また胸に痛みを体験して。
あの日の決意を、そこに刻み直す。

にじんだ景色に埋もれながら。
どうしようもないほどに感じていた自分の弱さ。
ひたすら強くなってやろうと自分に誓って。
ただひとつ、約束の場所を先に見据えて。

とどまらず、歩みを進めるために。
つきまとう、弱さと必死に葛藤し。
軽く感覚をマヒさせて。
やっと、あたしは、ここに在る。
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あれからーーーーー
あたしは、どれほど強くなったんだろう。
どれほど、目的地に近付いたんだろう。

強がりは、いつから本物の強さとなって、自分を導く力となるのだろう。
耳の奥に消え去ることのない、あなたとの約束はーーー
いつ果たされるのだろう。
ねぇ、あたしは、どれくらいーーー?
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意地っ張りな、あたしだから。
やっぱりこれからも。
何もかもお見通しなのさって顔で。
無駄に誇らしげ。
スイスイ生きてる・・・ふりをする。

例え、それが、安い演技でも。

ずっとずっと、あたしが一点の曇りもなく信じ続けていること。
それは、未来がいつでも明るすぎるんだってこと。
大好きな人たちと、心地よい空間があって。

目眩を起こしそうなほどの、強い光に満たされて。
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だれよりも、早くその地を踏んでやろう。
だれよりも、先にその地に着いて。
ーーー待っていよう。
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愛する人を守れるほどの強さを手にして。
両手を広げて、そこにいよう。
あなたを待っていよう。
そして、あたしはこう言おう。
ーーー「ずっとあなたを待ってたよ。」って。
透明に溢れる光の中で。
強く、あなたを抱きしめて。

そして、そこから。
再び、次の未来を目指していこう。
だから今は、少し離れて歩くよ。
自分の足で立つために。
誇れるものを探すために。
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親愛なる、あたしの同志。

悪いけど、あたしが一番乗り。
せいぜい、あたしの背中でも追っかけて。

だから、誓いをもう一度。
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ーーー約束の場所で、再会を。

2003.4.15 in JAPAN
Commented by りゅうのすけ at 2007-06-19 14:47 x
つきなみな言葉だけど 素敵ですね。
やっぱりmakiさんには、かなわないって感じがしました・・・

                             合掌!
Commented by makisaegusa at 2007-06-19 22:02
>りゅうのすけ☆☆☆

つきなみな言葉だけど、 ありがとう。
ほんとは、もっと、ありがとう寄りのありがとうと言いたいけど、言葉、感情に及ばず。笑
もともと、すべての言葉は月並みでしかないんだけどね。
くやしいぜッ。アハハ♪
by makisaegusa | 2007-06-18 13:23 | Collage-コラージュ | Trackback | Comments(2)