どんなに、性格が後ろ向きであろうとも。
私たちは、太陽が沈んで昇れば、明日に到達してしまうものであって。
後ろを振り返ることは、必ずしも、後ろ向きであるとは限らないけれど。
不安に苛まれて自信が持てず、少しの変化を、ちまちま確認するよりは、
覚悟して、決意して、踏み出して、進んで、挑んで、抜けて、やっと、振り返って眺める方が、景色は、ずっと感動的で面白い。
かつて、あんなに未知だった「未来」という場所から眺めてみれば、あらゆる過去の現象は、ただ一本の美しい軌跡を描いていて。
人生は、それぞれが、それぞれに、芸術的な風景を描くからこそ。
逆境に迷い、苦しむことすら、将来、振り返り眺めることになる壮大な作品の「彩り」のひとつとして。
今は、その不味さをも、愉しんで。
苦渋の「試練」の意味も、いつか。
然るべき時機、大きな感動と共に、深く理解することになる。
積み重ねる日々の旅路のむこう、明日の方角に。
いつも、私たちは、答えを見付ける。
⇒これまでの「写真とことば」/⇒「道」の項/⇒「視野」の項
⇒「tO bE」/⇒「TimedroOops」
【SeRiEs "YoU/yOur/YOu"】 ⇒「To bE yOurSeLF...」/⇒「DisCovER yOurSeLf」/⇒「OpEn YouR miNd」