ラオスの旅:#17 ルアンパバーンの「早朝の托鉢」。

めくるめく灼熱の国を歩く、ラオスの旅フォトアルバム、第17弾

前回の衝撃的奇才「おばちゃんパリィ」との遭遇から、一夜が明けた、静かな翌朝。
まだ少し、薄暗さの残る頃、町の空気が、ザワザワと動き始める。

世界遺産都市ルアンパバーン、毎朝の行事「僧侶の托鉢」
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1. 午前6時半頃。僅かな気配に、急いで宿を飛び出してみれば、既に、ズラーリ、お坊さんたち托鉢中。

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2. どこまでも、続いている、終わりの見えない、オレンジ色の長蛇の列!

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3.小坊主さん、中坊主さん、、、いろんな年齢のお坊さんたちが、続々。

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4. みんな、裸足。そして、意外に、結構な早歩き!スタスタ、スタター。

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5. お坊さんたちは、器のフタを開けて、町の人々から、お米や、お菓子などの「喜捨」を入れてもらう。
竹で編んだおひつ「ティップ・カオ」から、お米を入れる、おばあちゃん。

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6. 人々は、道の脇に並んで、次々にやってくる僧侶たちの器へと、上手に、お米をポイポイ。
モタモタしてたら、すごい大変なことになりそうだなあ・・・と、工場の流れ作業を、彷彿。(笑)

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7. どんな物が入っているんだろうかと、覗いてみれば・・・、ワッ!
ご飯の中に、キットカットバナナが、埋もれているという、かなりの自由度。(笑)

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8. 托鉢の時間も、終わり。にっこり、ご近所のおばあちゃん。

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9. 大きなおひつを持って、家に入って行く人。
中には、昨日、私たちが訪れた「ご近所のワット」を通って、帰る人もいて、
「なるほど!彼らが、残り物をお供えすることによって、あの独創的に食い散らかす龍(⇒Photo:4)は、生み出されていたという訳か!!」と、えらく納得。
思い出し笑いを、抑え切れず。ニヤニヤ、ニヤリ。


気付けば、随分明るくなっていた。
毎日、こうして始まる、ラオスの朝。
明け方は、曇りに見えても、お昼近くには、しっかり快晴になるらしい。

さてと、我々は、本日の冒険の準備をするとしよう。
どんな一日になるのやら!?

・・・続く。



⇒「ラオスの旅:#00 始動
⇒「ラオスの旅:#01 家族の肖像
⇒「ラオスの旅:#02 Flight = ナリタ(日) → ハノイ(越) → ルアンパバーン(老)
⇒「ラオスの旅:#03 遥かなる朝市への道 - 壱. 近所のワット
⇒「ラオスの旅:#04 遥かなる朝市への道 - 弐. スゴキャラ図鑑
⇒「ラオスの旅:#05 遥かなる朝市への道 - 参. エキセントリック「ミノムシ」と「アリ」の観察
⇒「ラオスの旅:#06 遥かなる朝市への道 - 肆. まんまんちゃんあん
⇒「ラオスの旅:#07 遥かなる朝市への道 - 伍. みんなの朝
⇒「ラオスの旅:#08 「朝市」ギャフン三昧
⇒「ラオスの旅:#09 「朝市」モグモグ
⇒「ラオスの旅:#10 グッド「ハロー」・グッド「シーン」・グッド「ミール」
⇒「ラオスの旅:#11 小学校前の「アイスキャンディーやさん」と「パートタイムふた係」
⇒「ラオスの旅:#12 街角の小坊主さんたち
⇒「ラオスの旅:#13 「ワット・シェントーン」のおっちゃん★オンステージ
⇒「ラオスの旅:#14 「ワット・シェントーン」赤堂と本堂のモザイク画
⇒「ラオスの旅:#15 『ワット・シェントーン』スゴ屋根「本堂」と、金ピカ「霊柩車庫」
⇒「ラオスの旅:#16 「精霊人形」の天才的作家★おばちゃんパリィ

⇒「」の項/⇒「ALBUM」シリーズ/⇒「ラオス - Laos」の旅あれこれ

⇒「laos」by hisami (husica)
Commented at 2013-09-17 07:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2013-09-18 01:26
>∈

6時半よりも前にスタートしてるんじゃないかとの噂もあり。
旅の本には、5時半からとも書いてあって、もしかしたら、季節によって違ってるのかも、、、

この托鉢も、近頃では、だいぶん観光化されてきたんだとか。
町の人たちに混じって、お坊さんたちに、ご飯をあげる外国の人たちもいたよ。
ラオスのえっらーーいお坊さん(と言われてる人や総本山的なとこ)は、
高野山みたいに、運用して、失敗したりしてるんだろうか。アハハ!笑
ホントに、信仰の本来の姿ってのは、とても素朴だったんだろうね。
何より、私たちの神様は、八百万!
ステキ。
by makisaegusa | 2013-09-15 02:03 | Travel-旅+おでかけ | Trackback | Comments(2)