そのくせ。
私は、人間を信じがちだから、あなたの嘘に、簡単に、騙されてしまうかもしれない。
それでも。
私の前で、虚勢を張らないで欲しい。
偽りを纏(まと)いながら、堅固に守られているかのように錯覚する、あなたには、何の魅力も見当たらず。
酷く、無粋で、酷く、哀れ、なので。
どんなに、自分が、理想と違っていても。
信じ難いほどに、おぞましい感情を、自分の中に見付けても。
ありのままを、曝(さら)け出して欲しい。
怖がらず。
偽りの人生を重ねる物語に、主役は不在。
恐れをなして、しっぽを巻いて、覗き込むのを放棄するんじゃなく。
向き合って、見つめ直して、探り出して、本当の自分の姿を認めることが、真の始まり。
あなたが、本心からの決意を、口にするのなら。
私は、喜んで、手を貸そう。
追記:私の口から出る言葉は、常に、本心。
ハゲにハゲと言わず、バカにバカと言わない分別くらいを、持ち合わせた上での。(笑)
→・・・って言ったら、ハゲの友だちが、すっごいベリーショートなだけと教えてくれた。なるほど!いいアイディア。
ありがとう、オグちゃん。キミは、よいハゲだ。いいえ、正式には、スキンヘッド。
⇒これまでの「写真とことば」/⇒「嘘」の項