学生時代、「土鈴」の課題で作った、私の作品。
振ると、中に入れた粘土のボールが、コロコロ転がって、カラカラと音を鳴らす。
[※ 教育学部(だった!)には、学校で教える全教科のための講義があって。これは、小学校の図画工作の授業のとき作ったもの。たしか。]
発見した、うちの親は、私の子どもの頃の作品だと思ったというのに、実は、そこそこの年齢になってからのものと知り、ちょっとガッカリしていた。
うん、なんか、すごい分かる、そのガッカリ感。
・・・にしても、ぬるい。
どういう意図で、私は、土製の作品のモチーフに、土製のはにわを選んだのか。(笑)
斬新すぎるのか、ひらめきか、もしくは、ただの考え無しか??
我がコトながら、謎すぎる。
しかも、こんなに、近所の過去なのに、分からぬ歴史のミステリー。
ストーリーが、潜むのか、たいした、ストーリーも、纏わないのか。
いや、でも、今、考えてみれば、このアイディアを、古墳時代の人に教えて上げれば、おぉ!と驚いてくれるかもしれない。
大王(おおきみ)の古墳に飾る、はにわを、土鈴式にしたら、一石二鳥だよと。
ただし、はにわを振って、音を出そうなどという奇特な人が居るのかといえば、かなりの割合で、ノーだろうけども。(笑)
・・・だいたい、重いし。
それでも、もしかしたら、当時も創ってみた人が居て、却下されたが故に、歴史に残ってないのかもしれない、、、などと、続、妄想。
ありがとう、出土。
オーパーツな"はにわ"のおかげで、謎めきのマインドトラベル。
記憶の不確かさを、またもや、知る。
ジブン考古学。
⇒「すてきなものたち」あれこれ/⇒「骨董」あれこれ
アハハ!
おかげで、私のベースとなる、すんばらしく贅沢な記憶に繋がることが出来ました。
私のちっちゃい頃からの遊びのひとつ、粘土遊びがね、
あぶら粘土じゃなくて、陶芸家の人が使うような、土粘土だったってことー!
ねじねじこねて、カップらしきものを創ってたなあって。
もちろん焼くまでは、いかないんだけど。
庭に、ちっちゃい台を出してもらって、そこで、茶色い粘土を、こねこねするの、すっごーーーい好きだったなあ。
陶芸ね、ヒサミのお母さんが、趣味でずーっと続けてて、もうプロみたいになってるよー。
なぁんでも、焼き物で出来てしまう!
わ、それにしても、私が、最初に焼いたのって、なんだったんだろう。
そうそう、おばあちゃんに、「これ、何に見えるー?」って訊いたら、
すかさず、「クマか?」と来ました。笑
動物じゃなくても、いいのに、答えー!って、言ったんだけど、
どうやら、頭の上についてる部分が、耳っぽいらしい。
スンバラシーーーーー★
ありがとう。