一体、どんな答えが返ってくるのだろうかと、ドキドキしながら、尋ねてみた。
「おばあちゃんの夢って、何??」
これが、その答え! (↓: Left)
さらに、正直な心をさらけ出した、「当たり前のこと」のオマケ付き! (↓: Right)
実際、最初に閃いたのは、四番なんだけれど。
お年寄りなのに、"ビール飲み"であることへの良心の呵責と、世間体を考えてか、それを最後の項に記したという、おばあちゃんのプライドと、ささやかな抵抗。(笑)
そして、さすが時間をかけ、唸りながら、捻り出されただけのことはある、、、一番から三番のお手本回答的美しさ!
一、自分で出来る事は出来るだけ考へてして見たく思います
二、人には出来るだけ迷惑を掛けぬよう頑張りたいです
三、心安い人と近かくでもよい 旅行したく思います
四、おいしいビールを友達とのみたく思います
***
『当たり前のこと』
一、誰でも苦しいことはしたくない しんどい事はしたくない。
二、ほんとうは楽しいことだけしたい 楽な事だけしたい
三、ほんとうは健康でいたいです。
四、皆仲よく過したいです。
とよ子
*****
ブラヴォ、ブラヴォ!
スンバラシイ、この味わい!!
この筆運びが、より情感と奥深さを、増幅させている。
人は、幾つになっても、夢を語ることは出来るのだ!
私は、90歳の頃、何を夢みているんだろう?
おばあちゃんみたいに、姑息にも、最大の本音を、一番最後に持って来るんだろうか。
・・・同じくバレバレなやつを、バレバレなくせに。(笑)
ワクワク、イヒヒ!
⇒「おばあちゃん學枝」のすべて/⇒これまでの「とよ子」トピックス/⇒「ご長寿匠芸術」あれこれ
とよ子の、ビールグラスの離さなさと言ったら、もう、、、すでに伝説です。笑
夕食時になると、自発的に冷蔵庫からビールを出し、グラスに注ぎ、
泡を、先にすすって、無かったことにして、新たにビールを注ぐ。
そして、人に見られていると気付くと、
「これ、ちょうどコップ一杯になるねん」と言う。
泡を含まない戦法!!!相変わらず。笑
いつでも、ようこそー!
関西エリアならば、どこででも、きっと会えます。
あ、京都ねー、京都。
舞妓とよ子の会、大ウェルカムー!!にやり。
本人にもし伝えたとしたら、なんでビール飲みなのを、友達まで知ってるのか、
そっちの方が、びっくりするかもね。アハハ!!
不思議なグラス。ほんとに。
どう見ても、350ccの容量はないはずなのに、おばあちゃんマジックで、
ちゃんと、ちょうどになるってゆう!!笑
これが、一世紀近く生き抜くという、強さなのか?!
心だけなら、いつでも、どこにでも飛んで行けるのにね。
それは、他人には見えないもんなあ。
お義父さんは、分かってるんだと思うけどね。
精神は、何にも拘束されることなく自由で。
対して、肉体は、それを許さないけれど。
もしも、私たちの再会(!)が、あの世だったとするならば、それは、とても、つまらない。
肉体の不自由に解き放たれた世界では、すべてが思いのままだから、
拍子抜けなくらい、出会いは簡単なんだろうと思うけど。
でも、やっぱり障壁があるくらいの方が、やりがいがあるもんね。
だから、ちゃんと生きて、この世界で会おうねーーー。
どっこでもいいけども!
そう、どうせ、どこに居ても、心の有り様なのだから。
ならば、世界の好きなとこに居ながら、精神は、尼さんの如く生きればいいのだー!笑
簡単そうに言ってるけど。あはは!
「安」の感覚かあ、、、おもしろい変化だねえ。
おばあちゃん、よく言ってる、昔っから、「心安い」って言葉。
そういえば、私とおばあちゃんのコラボバッグ!
↓おばあちゃんの教訓を、そのまま刺繍しましたッ。
http://makisgs.exblog.jp/7961747/