仮・幻惑の再現。

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「いくら バカげた事態でも 直視しないで 
 それを変えようだなんて どだい無理な話じゃないデスカ?」






・・・などという言葉は、全くこの作品とは関係なし。
絵は、地味に続く、牛乳芸術「開け方の見本」シリーズのひとつ。
タイトルは、「牛乳芸術の画:半」とでも付けておこう。

今日は、ちょっと試みをやってみた。
そのイメージするシチュエーションは以下のようなもの。

美術館などで、作品に関する解説が、
あまりにも、ピンとこない、脈の感じられないものだったとき。

「こんなの、後からのこじつけなんじゃぁないのか?」と、
自分の理解を超えたとこにあるような。
「でも、この解らなさが、いわゆる『芸術』なのではないか?」と思わされているような。
なんとかして、作品と解説をつなぐなにかを、
見付けようと・・・しているという自分の内面の作業が、
「実は『アート!!!』というやつなのではないか。。。。?」と思わされているような。

そういう感じを、こういった絵と、こういった言葉で、
同じく体感できるのではないか、いうことで。
やってみた。
どう?

アートって、なんなんだろうねーーー?



--- milk art : how to open : half
+ oil paint
- maki+sgs
Commented by mn at 2005-08-20 08:15 x
内面の作業が実はアート!
...確かに作品の解説には疑問があるときが多々あります。
そして解説と自分感じたことをぶつける作業も多々...。
アートってなんなのかな?
去年ベルサイユ宮殿に行った時は感じるどころか、
こちらが何かに精気を吸い取られるよな感覚になりました。
またちょっと違うのかも知れませんが。
アートってなんなんでしょう...???
Commented by makisaegusa at 2005-08-20 22:13
>mn

太陽王の宮殿だけあって、ベルサイユのギラギラにはパワーあるね。
うん、たしかに。

アートって言葉は、巷に溢れてるけど。
なにかを、表現すること、
内面にあるものを表現することがアートで、
それは、つまり、生きざまそのもの、なんじゃないかと思うなぁ、あたしは。

・・・この考え方だと、アーティストという人は存在しなくなるけど。
ここに生きる、全ての人が、アーティストって思えてくるんだよね。
だから、人生は、アーティスティック!!ってこと☆☆☆
by makisaegusa | 2005-08-18 23:46 | Painting/Drawing-エ | Trackback | Comments(2)