[DAILY STUDY] ドキュメンタリー映画「チェルノブイリ・ハート」。

100万個の希望的観測を並べ立てても、敵わない。
火を見るよりも明らかなのは、ここに"前例"という、現実があるから。
チェルノブイリという、未だ、終わらない災い。
日本に将来、起こりうるであろうことは、その悲劇が、何よりも強烈に、暗示している。

[TODAY'S STUDY: 1. 「チェルノブイリ・ハート」 / 2. 「自分と子どもを放射能から守るには」]

1. 「チェルノブイリ・ハート」
放射能による影響は、ガンだけに留まらない。
遂に日本でも公開され始めた、ドキュメンタリー映画『チェルノブイリ・ハート』。
作品は、ベラルーシの、生まれながらに身体に異常を抱えた、多くの子どもたちを映し出し、痛みと悲しみを、容赦なく記録している。

如何なる未来が、やってこようと、私たちに出来ることと言えば、毎日を真摯に、ただ生きて行くことしかないのだけれど。
まず今は、覚悟を持って、予期される被曝被害という悪夢の続きを、知っておくべきだと思う。

「チェルノブイリ・ハート」=放射能の影響で、心臓に重度の障害を持った子どもたち。


チェルノブイリ・ハート」ー それでも"安全"だと言えますか?/⇒作品解説

⇒【動画】「ドキュメンタリー映画「チェルノブイリハート」(日本語字幕付き)」 on 『SAVE CHILD』:HBO - Chernobyl Heart 「1」, 「2」, 「3


2. 「自分と子どもを放射能から守るには」
ベラルーシでの生活についての、日本人向けブログ『ベラルーシの部屋ブログ』で知った、「自分と子どもを放射能から守るには」日本語版の出版
生活の心強い支えとなってくれるはず。
チェルノブイリ事故から25年。時を経てわかった放射能の中を生きる術。
ちゃんと知って、ちゃんと食べて、賢く生き抜くための知恵が、詰まった一冊。
発売は、9月15日。(現在、Amazonでも予約受付中)

▶『自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)
ウラジーミル・バベンコ (著), ベラルーシ・ベルラド放射能安全研究所 (著), 今中 哲二 (監修), 辰巳 雅子 (翻訳)


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by makisaegusa | 2011-09-05 18:37 | Daily Study-学ぶこと | Trackback | Comments(0)