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生まれた刻の空。

本物の「生まれた日の空」には、到底、及ばないけれど。

写真整理をしていて、一ヶ月ぶりに再会した、空の大群。

2012年8月15日、私の誕生の時刻を挟む、数時間の記録。
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高い夏空、少し傾き始めた陽の光、うるさく鳴く蝉の声、残暑の熱気と湿度。

私が、生まれて最初に知った、世界の感覚も、こんな風だったのかもしれないな、なんて、想像しながら。
少し、背筋の伸びるような、特別の心地で。
西から東へ、移動の途。



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by makisaegusa | 2012-09-23 23:55 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)

生まれた日の空。

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過去に、微塵も未練は、無いけれど。
もしも、戻れるとするならば、自分が、最初に出会った、空の景色を見てみたいと思う。

きっと、私たちの多くは、初めて見上げた空の色を、覚えてはない。

想像する。
自分が、誕生したとき、初めて知った世界の、もっとずっと遠く、遥か彼方に、広がっていた空。
残暑の極み、お盆の夕方に生まれた、私の上には、少し傾きかけた灼熱色の太陽と、真っ青な空色の世界があったんじゃないかって。


慌ただしく、帰省して、臨月の友だちに会えないまま、また、東京へ戻ることになり。
惜しかったなぁなんて思いながら、部屋の窓から、外を見やったとき。
無意識に、私は、一眼レフを片手でグッと持ち上げて。
この空を、撮影していた。
新しい人生のはじまりを、知らせているみたいだと、なぜだか思って。
心地良く、吹き込む風に、どこか確信を持って。

移動中、その友だちに送ったメールには、「さっき、生まれたよ」の返信。ワォ!

だから、これは、私の最も新しく小さな友だちへの、最初のギフト。
これが、あなたの「生まれた日の空」。
誇らしげに、贈るとしよう。

ようこそ、生誕おめでとう。



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by makisaegusa | 2012-07-17 18:30 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(4)

雲の衆。

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夕刻。
空に浮かぶ、千切れ雲。
良く似た姿が並んで、凍える風の上。

「どこからきたんだい?」
そう尋ねた自分の言葉に、私は驚いて。
なんとも、ぴったりな風合いじゃないかと、その言葉を反芻してから、遠くの雲を傍に引き寄せる。

彼らは、別段、何も答えず。
私の問いなど、さして問題ではない様子で、暗闇の数歩前。
静かに、強風に流されながら、旅路を進む。
先を急ぐ仕草。
去り行くのは、この地に生まれ、この地に還る、世界を知る旅人。
如意で、不如意な、雲の衆。

[後記]
これは、ちょうど震災の前日に、空を眺めて書いたテキスト。
翌日、起こる大惨事のことなど、知る由もなく。
ただ、風変わりな空に、面白さを感じ、したためただけのもの。
もしかしたら、私が見ていた不思議な雲たちは、その予兆を教えていたのかもしれないな、、、なんて、今は、思いながら。

⇒これまでの写真とことば
by makisaegusa | 2011-03-25 18:14 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)

秋の筑波山の旅:#3 羨望サンセット。

"秋の筑波山の旅"の第三弾は、悠久が凝縮したみたいな瞬間の日没風景。
自然が見せる、日常は余りにも美しくて、どんなに高性能のカメラを持ってしても、実際の脳内の焼き付けには敵わない贅。
筑波山の頂、ゴロゴロした岩の上に座って、じわじわと姿を消してく夕陽に羨望のまなざし。
なんたる美貌!
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1. 山頂の風景案内。富士山までも、望めるんだとか!ワーオ!!・・・この日は、生憎、見えなかったけど。

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2. 夕焼けのまだ及ばない方角。紅葉が、もこもこポツポツ、かわいらしい。

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3. 流れる雲の優雅な筋と、多彩な光。さてと、夕暮れ。

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4. むこうに見える山々シルエット。ここは、私たちが座っていた岩。・・・ええ、確かに、ちょっと危険。笑

全行程を歩いてここまで辿り着いた人たちよりは、疲労の度合いは少なくとも、やっぱり登頂の喜びは、ひとしお!
刻一刻と変化する空の景色を、じっくり、記憶に染め込んで行く時間を、静かに堪能。
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5. 夜の前の世界の鮮度に、改めて感動の時。

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6. そして、夜がやって参ります。本日も、ごくろう太陽、ありがとう。

さてと、暗闇の前に山を下ろう!・・・と、下り始めるとあっという間に、真っ暗。
本当に夜は、カーテンみたいにやってきた。
ああ、気持ちいい旅。
おにぎりランチタイムは、とうとう、夜に突入してしまったという想定外!も、また愉快な旅の名物。
サンキュウ、トラブル。
冷えてきた、山の夜に、ワイワイ、遅めの昼食を楽しむも、カジカム指先。笑
でも、外で食べると、何でもオイシ!!

次回、紅葉ライトアップのフォトアルバムを発表予定。お楽しみに。
極寒の前、秋を愛でるだけ、愛でておかねば。

※東京リス部、ここまでのドングリ収穫数 0個!! なんと!笑

⇒「秋の筑波山の旅:#1 イロヅキ筑波山神社
⇒「秋の筑波山の旅:#2 夕暮れチェイサー
by makisaegusa | 2010-11-23 23:36 | Travel-旅+おでかけ | Trackback | Comments(2)

秋の筑波山の旅:#2 夕暮れチェイサー。

秋の筑波山の旅:#1 イロヅキ筑波山神社」の続編は、夕方になって山頂を目指そうとする者たちへの宿命、日没との戦い。笑
のんびりしてたら、迫る時刻。
筑波山の山頂は、標高871メートルの男体山と、標高877メートルの女体山。
どうせならば、高い方をと、一行は、女体山の山頂に向かって、いざ出発!!
少しずつ登りながら、迫りくる夕暮れのグラデーションを楽しみつつ、空を見上げて撮った記録写真。
空の移り変わりを、ご堪能あれ。
さて、目指すは頂上!!
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1. はじまりの空。繊細な小枝と雲の表情が、何か物語る風景。

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2. 山のむこうから、放たれるような光の広がり。

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3. 山々の重なり。少しずつ色付いてきた空。

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4. とうとう日没の兆し。オレンジ色に輝く太陽。

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5. まだ真上は、青い空。バオバブみたいな木が、そびえていた場所。大きぃぃぃい!!

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6. 強い光が、背中側にまぶしくて、度々、振り返って確認。
ギラギラのキッレイな夕陽を、木々の間から眺めて、うっとり。

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7. 空に広がっていく、深い暖色の浸食。美しの瞬間。

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8. 夕焼け赤と、青空の名残。昼と夜のせめぎ合い。

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9. そろそろ頂上。混ざり合う昼夜の空色。宵の入り。

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10. 雲に滲んで見えた、夕方の色彩美。ズルい美しさ。

そして、とうとう登頂したのは、日没ギリギリ。
せっかくだし、おにぎりでも食べよう!と計画していたのに、飲食禁止というガッカリ。 笑
しかし、そんなことも忘れるほどに魅力的な空を前に、しばらく滞在して、ゆっくりと変満喫することにした。
続編は、第3弾リポートにて・・・。

空の表情には、いつだって魅せられる。
ブラボー、ネイチャー!

⇒「秋の筑波山の旅:#1 イロヅキ筑波山神社
by makisaegusa | 2010-11-22 23:47 | Travel-旅+おでかけ | Trackback | Comments(4)

ハロー、御無沙汰してます、ストレンジャー。

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何気なく、道端で見かける、見知らぬ人の顔が、今日は、やけに、昔の記憶をくすぐっては、通り過ぎて行く。
何を示唆してるのか、進める歩みも答えには、まだ遠く。
こんな日は、何か、ミステリアスに悩ましいまま、惑いの別世界を散歩する様相。

ハロー、ハジメマシテ。
もしくは、ゴブサタシテオリマス。
そのどちらでもない、狭間を行き交うマインドトラベル。

夕焼けの空。


⇒これまでの写真とことば
by makisaegusa | 2010-11-03 03:39 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)

開かれる扉。

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人生のターニングポイントに、想いを馳せる時。
かつて、友だちと一緒に電車で巡った、スペインの旅に辿り着く。
自分の未熟さを底なしに感じながら、ならばやってやろうと決意をも握りしめた、寝台列車の中。
自身との誓いめいた、野望の瞬間。

今に繋がる、全ての始まりが、あの夜の一粒の時に集約されて。
まるで、導かれるように、もしくは、導くように、ここまで歩いて来た自分を思い知る。
爽快な流れに乗っかって、在るべくして、ここに在るのだという確信と共に。

一体、どんな場所、どんな出来事、どんな季節、どんな日、どんな時を、人は、ターニングポイントと呼ぶんだろう?

振り返ることでしか気付けない、その魅惑の性質。
とはいえ、どの瞬間にも、何かを変革させる核が含まれているのだから、ターニングポイントでない瞬間など存在しないのだ、きっと。

そんな、果てしない想像の続き、
"もしかしたら、私の最大のターニングポイントは、この時代、この国、この家族の元に、生まれたことかもしれないな。"
なんて極論に辿り着いて、なんだか幸福な笑いがこぼれた。
生まれた時から、ターニング。
通りで、少々ひねくれている訳だ。笑

つまり、人生は、エスペランサで出来ている。


⇒「どこかの扉を開く鍵」(2007-01-02)/⇒これまでの写真とことば作品
by makisaegusa | 2010-09-03 19:40 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(7)

点カラス。

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臨空と臨海の、同時進行。

滲(ニジ)みのように、ぼんやりした境界線を越えて、別名の空間へ。

私たちが暮らす世界も、また、曖昧な境界線上、空と地の滲みの領域。
by makisaegusa | 2010-07-24 07:23 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)

空トランジット。

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輝かしい夕焼けを眺めた後に。
夜の方向、空を旅する帰り道。
暗闇のむこうに稲妻が光って、到着、東京。
只今のただいま。
by makisaegusa | 2010-07-15 23:57 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(4)

ときのつみき。

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取り戻せない昨日の積み重ねが今日になって、後戻りできない今日の積み重ねが明日になる。

一年に一度の誕生日だけでなく、生まれてから今まで、毎日新品になる日々は、朝を迎えるごとに記念日と呼んでも、きっと過言じゃない。

私たちの人生は、一日と呼ばれる時間の集大成だから。
毎朝、とても晴れがましい気持ちで、まるで毎日を誕生日の朝のように、感謝と喜びで迎えるといい。

殊更に、改めて、一度きりの今日と、今日に辿りついた自分への讃辞をこめて。
永遠とは程遠い、瞬きほどに限りある時間の中、ひとつの生命体として生かされていることへの感謝をこめて。
by makisaegusa | 2010-04-01 02:44 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)