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記憶の在処。

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これまで、自分の周囲で起きた全てを、覚えていたいと願うけど。
実際は、そう巧くもいかなくて。
時々、すっかり消えてしまった記憶があることを知り、すごく驚くことがある。

ただ、そんな時には、決まって。
誰かが、私に代わって、妙に、しっかりと覚えてくれていたりするから。
まるで、自分の忘れ物が、知らないところで、こっそりと大切にされ、時を越えて、ここまで届けられたかのようで。
それが言いようもなく、感動的で嬉しい。

きっと、私たちは、お互いの記憶を、分担しながら記録して、未来へ運ぶ。
いつか共に、思い出し、語り合えるように。
ピースが集まった時、やっと、ひとつのストーリーが完成するように。
ちゃんと、ちょっと忘れて。
代わりに、誰かが、ちゃんと、そっと覚えててくれる。

だから、元より記憶なんて、独りでは、抱えきれないようになっているのかもしれない。
だから、人の心に、誰かは、とても残像を残すのかもしれない。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-09-29 00:21 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)

秒、分、時、日、週、月、年、、、満期のブリ。

法則は、常に、シンプル。
会うべき人には、会うべきタイミングで、ちゃんと、会えるようになっているから。
焦ることも、急くことも、必要なくて。
出会いを求めるよりも先に、その瞬間に備えて、自分を万端にしておくことの方が、ずっと大切なんだろうと思える。

こうして、私の一日に訪れた、2つのナイスな再会。
導かれた巡り合わせは、こうも美味なのか!と、流れに身を任せる快適さに、私は、ますます味を占めた。
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[All photos: retouched by LOMO!!] 画像はクリックで拡大

[1+2]. なんだか調子良く、突然、会うことになった、フミカズ。
国内外で、幅広いビジネスを展開する彼は、私が東京にやって来た頃から、かれこれ10年来の友!
数年毎に会うのが、私たち恒例のペースになっていて、今回は、3年ぶりの再会。
お互いの数年分のあれこれ、近況、これからのヴィジョンを、止めどなく空間に落っことして、シェア。
それらは、どれもが、今日こそが会うべき日だったのだと、信じるに足りる理由に満ちていて、つくづく、タイミングの妙に、感嘆。
肩書きを定めないことを、同じくする、私たち。
次の再会の約束は、もちろん、世界のどこかで。
どんな自分になっているかすらも未知で、未定の、可塑性ある未来の頼もしさを抱えて、唐突なミーティングを完了。グレイト!

[3 to 9]. そして、「120兆細胞エキストラの旅」以来、まさかのしばらくぶり、ヒサミと、オイシいものを持ち寄って、夕食パーティ。
学生時代から、時折、開催されるアイディアとイメージ交換の宴。
ヒサミ作、フォカッチャ似のパン(3)、ナンナン作、かぼちゃのケーキ(4)、私作、さつまいもパウンドケーキ(5)と、青イチジクのフレッシュケーキ(9)!
ハーバルブーケ(6)に、愛媛産の早生ミカン(8)、いっぱいのオーガニック野菜と太刀魚(7)、いっぱい並べて、スペシャルな秋の食卓。
いつも通りの、とりとめない話、たーーーーくさんのファニーとシリアス、空気に馴染む会話が、ホントに愉しい。

どんなに間隔を空けても、気の置けない友だちと会う時間は、揺るぎなくて、安心感に満ちている。
世界中の、随分会っていない友だちたちのことを思い浮かべながら、きっと、いつか、こんな風に再会するんだろうなって。
妄想するだけで、ヨダレが出る。(笑)

いつも上質の出会いは、メディテーションのように穏やかで、幸福で、新鮮なエナジーの宝庫。
兎にも角にも、ありがたい。
by makisaegusa | 2011-09-27 02:31 | Days-そんな日々 | Trackback | Comments(0)

Native Earthlings.

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悲劇の始まりは、驕(おご)り。

自然は、いつだって、侵食する。
私たちは、その隙間に、ただ間借りして、暮らしているだけの瞬間的存在。

モラトリアムは、終わり。
きっともう、警告の期限切れ。

自然は、本来、征服の対象ではなく、シンクロし、共に在るものだったはず。
重大な時代の、岐路に遭遇した私たち。
託された、未来のために。
取り戻すべきは、畏敬の念。
そして、謙虚に生きること。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-09-26 00:15 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(1)

"sun and snow" 2011 autumn 作品集「 i skogen 」- 森の中 -。

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いつでも、幸せなもの作りをする友、"husica"のヒサミから、またもや、幸福な作品がやってきた。
知らせを受けて、早く見たいとワクワクしていた、ミニブック!
スウェーデンからの帰国後、"sun and snow"の名義で活動するテキスタイルデザイナーで、妹ナンナンの展示会に合わせて、制作されたカタログ。
タイトルの「 i skogen 」は、むこうの言葉で、「森の中」という意味。

本には、森にまつわるストーリーと、テキスタイル作品が、収録されていて。
まるで、森の中、キョロキョロ辺りを見回しながら、珍しいものに心奪われて、なかなか先に進めない愉快な散策をしているような気分になる。
自然への愛情に満ちた、遠いスウェーデンという国を、とてもとても、近くに感じながら。
姉妹の紡ぐ、あたたかな世界観に浸った。
すごく、ステキ。

秋にぴったりの、この作品に、どうぞ触れてみて下さい。
カタログ、お取り寄せは、こちら。

スウェーデン、、、、、行ってみたいなあ。

それはそうと、私も現在、ミニブック企画の途。ニヤリ


「 i skogen 」 - sun and snow 2011 autumn 作品集 -

"sun and snow"
プリントテキスタイルの会社に勤務した後、2008年スウェーデンの工芸学校カペラゴーデンへ入学。
そこで自然と共にある暮らしの中、スウェーデンの染織を学ぶ。
2010年帰国後、愛媛を拠点に sun and snow として活動を始める。
http://www.sunandsnow.com
mail: sunandsnowand@gmail.com

編集:前島寿美 (http://husica.com)
タイトルデザイン:小林敏恵 (http://kotoshie.jugem.jp/)
by makisaegusa | 2011-09-25 14:26 | Recommend-トテモステキ | Trackback | Comments(2)

500kmのインスピレーション。

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閃きは、移動距離に比例してると、誰かが言ってたの。
あれは、きっと、正しい。

今日また、定番の東西500kmばかりを移動して、しばらくぶり、しばし、東の我が家。

まるで、時が止まっているかのような部屋は。
ホコリさえ払えば、まるで、今までと同じ時間の続きを、刻めそうな錯覚を孕んでいて。
それが、現実離れしていることに、胸が痛んだ。
でも、もう終わった歴史上の出来事。
3.11以前の生活など。
誰しもにとって、酷なまでに、新たな生き方を模索せねばならない、世界の到来。
ここに、私は、改めて決意を、自分に表明して。
現実という悲劇の上をも、勇気を持って歩き出さねばと、ぬるい時代の幻想を振り払う。
悲しみの塊さえも、旅のお供にしよう。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-09-24 23:00 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(3)

比較級シンドロム。

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最悪と最低を比べて、どっちの方がマシだと議論するのは、ナンセンスの極みで。
自分より劣っている性質を、他人に見付け、優越感に浸って、喜びを手に入れようとする卑しさも、また同じ。

無意味で、無様な悪癖。
他人との比較の中から、幸福を見出そうとすること自体が、不穏。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-09-23 10:14 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)

みずからしんずる。

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自信なんてものは。自分が、全能でないと知るところに、はじまりがある。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-09-22 23:52 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)

[RECOMMEND] 『自分と子どもを放射能から守るには』日本語版特別編集。

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待望の本が、出版された。
ベラルーシの部屋ブログ」で、紹介されていた本『自分と子どもを放射能から守るには』の日本語版。
チェルノブイリでの長年の調査や研究で得られた、多くの知恵の詰まった一冊。

もしも、3.11以前の世界がずっと続いていたならば、一生、手にすることが無かったろうけれど。
もはや、放射能汚染と共に、生きて行くしかない時代。
無知が、自分や愛する人たちを苦しめることにならないように、知るべきこと、やるべきことは尽きない。
この本に書かれた、生活のアドバイスは、私たちの暮らしに、大きなヒントを与えてくれるはず。
丁寧で、分かりやすい解説は、読みやすくて、なんだか、ほっとする。

これは、未来のための必読書。


⇒『自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)』(Amazon):"放射能が心配な食品ばかり。どうやって食べよう?"
ウラジーミル・バベンコ 著、 ベラルーシ・ベルラド放射能安全研究所 著、辰巳雅子 訳、今中哲二 (京都大学原子炉実験所) 監修

[チェルノブイリ事故から25年。時を経てわかった放射能の中を生きるすべとは。ちゃんと知って、ちゃんと食べて、賢く生き抜く12Files]

*第1章 知って守る
File1チェルノブイリ原発事故のこと / File2放射能とは? / File3放射能はどのようにして体に入る?
File4放射能が体に与える影響 / File5食品の放射能測定と暫定基準値 / File6体内放射能を測る

*第2章 食べて守る
File7キッチンでできる食品放射能の減らし方 <野菜・くだもの、きのこ、乳製品、肉類、魚介類>
File8放射能から体を守る食生活 / File9ペクチン剤とは?

*第3章 この地で生きる
File10汚染地域で畑や家庭菜園をするには / File11汚染地域で生きるためにするべきこと / File12いっしょなら簡単に!


⇒maki+'s Blog:これまでの「DAILY STUDY」/⇒maki+'s Blog:「放射能」トピックス一覧
by makisaegusa | 2011-09-21 19:39 | Recommend-トテモステキ | Trackback | Comments(0)

深層水分。

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水に触れて、失われた潤いを回復していくように。

私の言葉が、あなたの深くにまで届いて。
静かに、穏やかに、浸透して、そして。
再び、自分だけの呼吸のリズムを、取り戻す力になりますように。

決して一人では、生きて行けないこと。
それが何より、人間の魅力だと、改めて今、私は感じているから。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-09-20 14:17 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)

星の雫。

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生命体としての地球の躍動と、自然現象の猛威の前で。
余りにも、自らの脆弱を知り、ただただ、ひれ伏すしかない日々に。
殊更に。
私は、こんなにも、あらゆる「時」の一滴一滴が、とても、愛おしいと思う。

惑星を構成する、ひとつの細胞として。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-09-19 23:28 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)