2017年 11月 30日 ( 1 )

「世にも奇妙」なまさかの旅の話:『毎日UFOの来る町の隣町で会った一回死んだというおっちゃん』後編!

どうやら、そのバスに乗り込んだ瞬間に、いや、"一回死んだ"というおっちゃん遭遇した瞬間に、
私たちは、パラレルワールドに足を踏み入れていたらしい。

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「世にも奇妙」なまさかの旅の話:『毎日UFOの来る町の隣町で会った一回死んだというおっちゃん』前編
に続く、今回、後編!

"一回死んだ"おっちゃん「あ、バス、来ましたよ。」からのハイエース展開をみせた衝撃の前編。(笑)
その後、"バス"に乗り込んだ私は、
おっちゃん情報に反して「ピ!」(←ICカードの意)が、まさかの使えない仕様だったことに驚くも、おっちゃんとの会話は、とめどなく絶賛継続。

はてさてどんな顛末を迎えるのか。
ワレワレを待ち受けていていた「世にも奇妙」なまさかの話、ドウゾご笑覧あれ。
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[車中の会話]
おっちゃん:「どちらからですか?」
私:「東京からです。」
おっちゃん:「私はね、銀座に一度行ってみたいんですよ。」
私:「わ、銀座ですか。いいですねえ。私は、なかなか行くことないですけど。」
おっちゃん:「東京は、どうですか?」
私:(嘘でも社交辞令的に無難なことを言いたくなくて、ちょっと考えていると・・・。)
おっちゃん:「寂しいところでしょう。」

そーーーーう!!おっちゃーーーーーーーーーん!!!まさにそれーーーーー!!!

「銀座行きたい」って言ったその口で、よくぞ言ってくれたーーーーーーっ(笑)
私が、人生で聞いた「東京」を表する一言の中で、ここまで的確、かつ絶妙に言い得た表現に出会えるとは、と、絶賛の嵐
なんと、侮りがたい人物なのだ!
自称「バカ」おっちゃん、私の中で、一気に天才のスターダムに踊り出る。(笑)

かくして、謎めくおっちゃんへの興味は、ますます津々。
時間感覚もちょっと危うい、異次元感漂いまくる「バス」車内

・・・とは言え途中下車のため、降り損ねないよう、おっちゃんに、なんなら運転手さんにも聞こえるように、
こちらの降りたいバス停名を伝えておいた上で、チラチラと電光掲示も確認しつつの魅惑の道中
満開のスポットを横切りを讃えるだの、地元の名物を聞くだの、おっちゃんの職場が山の上の福祉施設だと教えてもらうだの、なかなかに話題も尽きず。

・・・が、次の瞬間!!!
まさか、こんなことってーーーーーーーーーー!!
驚愕する、ワレワレ!
なぜか周囲には、見覚えのある風景

なんか、これもう終点のバス停付近なんですけどーーーーーーーー!!!!(笑)

なぜに教えてくれなかったのだ、おっちゃんよ。
ましてや、運転手のおっちゃんに至っては!
"一回死んだ"方のおっちゃんも、自分たちは知り合いだとか言っていたくせに、
私たちの会話も絶対聞こえていたであろうに、まったく会話に混ざることなく寡黙一徹。(笑)
マスクでほぼほぼ素顔は見ないことも相まって、不気味な存在感が、尋常じゃない。

なんてこったーーーーーーーーーーーーーー!!!

もはや、私たちにデキルコトと言えば、終点でバスを降りること以外に残されておらず。
だからといって、私たちの降車地点を告知をしなかったことを、誰一人悪びれもしておらず。(笑)
いっそ清々しくもある、その状況のオカシ味を堪能しつつ「バス」を降り、狐につままれたかのような気配に包まれて、
少々、惚けながら「バス」の様子を観察してみれば、なんと新たに乗り込む者たち数名!
案外しっかりと機能している田舎式交通手段の実情に感心してから、気を取り直して、タクシーを拾い、来た道を戻る感じでワークショプの会場へ。

すると、それは、まさにおっちゃん「ほら、桜が満開ですよ」と私たちに知らせてくれた場所であったことが判明し、
「なぜに教えてくれなかったのだ!おっちゃんよーーーーーー!!」と、ますます叫びたい衝動に苛まれるも、総じてキテレツでレアな体験だったので"まあ、許す!"認定(笑)

その後、私たちは、ワークショップを終え、街の散策を終え、夜の忍び寄る頃合いに、また宿に戻るかとバス停へ。
「また、あのバン来たら笑うよね!」なんて冗談めかして話しながら、どっちに転ぶのか心躍らせ待つは、バス、はたまた、「バス」

するとしばらく待って到来したのは、なんと、バス!
フッツーーーーのバス!!!
「うわーーーーーー!!フッツーーーーのやつもあるんだぁ!!」と新発見に喜び乗り込んでみたならば、なんと、乗客は、私と友だちの二人だけ

私が思わず、「わぁい、おっきいバス貸し切りーーー!」歓喜の声を上げたところ、運転手さんが、こう言った。
そのセリフに、この「世にも奇妙」な一日のすべてが集約されていると言っても過言ではなかった。

バスの運転手さん:「いやいや、これは、イチバン小さなバスですよ。」



えーーーーーーーーーーーーー!マジかーーーーーーーーーーーーーー!!!!(笑)
内心の絶叫たるや。

私たちは、その瞬間、を見合わせ、で語り、悟り、そして、静かに合意した。
敢えて、それ以上なにも訊かず、不可解な余白を残したまま、この物語を閉じることにしたのであった。

「世にも奇妙」なまさかの旅の話:『毎日UFOの来る町の隣町で会った一回死んだというおっちゃん』・・・幕!

嗚呼、粋なミステリアス
ウヒヒ!



by makisaegusa | 2017-11-30 00:00 | Days-そんな日々 | Trackback | Comments(2)