空マイレージ。

d0018646_6433227.jpg
パタゴニアのペンギンのコロニーを思い出すとき。
アタカマ砂漠から見る地形の向こうに沈む夕日を思い出すとき。
広大な赤い大地に囲まれたエアーズロックを思い出すとき。

自分が、いま、見上げる空は、どうしてこんなにも、狭苦しいのかと感慨にふける。
人生で、いったいどれほどの空を眺めて人は一生を終えるのかと、考えてみたとき、
東京に暮らしているだなんて、とてもとても損しているような気になってくる。
モンゴルの草原に暮らす人たちが、見上げるまでもなく、前方後方にただ感じているであろう空を想像すると、
彼らが、見ている空の一生分を合わせたとしても、地球一個分の空の広さに匹敵しないくらい全部の空は広いんだろうか?という疑問に突き当たって、
「空は地球一個分でどれほどの面積があるのか」の調査を開始してみたけれど、解答、見当たらず。
だけど、考えてみると、「空」ってものは、けっこう曖昧に始まっていて、
建物が終わったとこからを空と呼ぶらしいから、当然都会の空は、田舎の空よりも上空から始まる。
なあんにもない場所の空は、標高0mから始まるということだから、
元々、私たちは、空に暮らしている、と言えなくもない。笑
・・・ということを考慮すると、はっきりした空の面積を計算しようとすると、単に数学的な式では算出できず、
各土地を巡って、建物の高さを調べたりしなきゃいけなくなる。
これはたいへん。

それでも、私は、飛行機のマイレージシステムみたいに、人生に「空マイレージ」というものがあったら、どんな風だろうかと発想した。
眺めた空の面積分だけポイントが貯まる。
それを貯めて、なにに還元されるかのよいアイディアは、まだ見付かってないけれど、
見上げた空の広さが瞬時に、数値化されて貯蓄されてく仕組み。
世界中の人の数値を集めて、「空をたくさん見るひとは、◯◯である」的な法則にまで至ったら、たいしたものだ。笑
それは、かなりの妄想としても。
一体、私は、いままでどれくらいの空をストックして来たかな?と考えていると、少し身体の中の風通しが良くなったような気がしてくる。

日常的なモジャモジャ発想癖のとりとめのない一片。
by makisaegusa | 2009-06-27 06:42 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://makisgs.exblog.jp/tb/9915844
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by tsuntsun at 2009-06-28 10:40 x
妙に惹かれる写真です。
醸し出す雰囲気が好きです。
Commented by makisaegusa at 2009-06-29 14:52
>tsuntsun

ありがとうございます。
きっと、端っこにちっちゃく映っているカラスの心の中!笑

tsuntsunさんは、瞬間的色彩のコレクターですねっ。
Commented by TAKA at 2009-06-30 10:25 x
「人類が健全に発展していくためにはPrimitive Natureがどういう形で必要であるか」というのは、実はぼくが大学院を志望した動機のひとつでした。(笑)
Commented by ジャミダニ at 2009-06-30 12:46 x
高校生時代までなら、きっと僕のマイルのほうがたまってる自信あり〜!
きっとおなじ空 だけど 違うそら〜
笑顔
Commented by makisaegusa at 2009-07-01 07:00
>TAKA

すごい興味ある〜!そのテーマ。
タカさんが、町の照明を作るのに貢献したことは、つながってる??
時々、思い出すよ。
そのこと。
Commented by makisaegusa at 2009-07-01 07:04
>ジャミダニ

ほほう、そんなに幼き頃にマイルを貯めていたとは、やるな。おぬし。笑
うちの実家も、なかなかのもんやなって思ったよ。この前帰ったとき!
いま、私はぜんぜんマイレージ貯まってないからなあ。
全部がつながってるくせに、やっぱり、全然表情も広さも違うもんね。
世界の空をもっと見なきゃ!
<< めざし。 見たこともない芽+アサガオ会議... >>