ゴミにサイ。

ゴミにサイ。_d0018646_54914.jpg
今更なんだけども、やはり、とても気になることがある。
それは、活動を終えて月に墜落した人工衛星「かぐや」のことで。
ニュースなんかじゃ「文字通り、月に帰って行きました」だなんて、上手いこと言った感じに伝えていたけれど。
やっぱり、どう考えたって、宇宙にまたゴミを捨てただけのことで。
そんな側面を伝えないで、なあんだか美しい話にしてしまったなぁってゆう、残念さ。
もしも、人工衛星の名前が「ニンジン」とかだったら、月には元々帰らないもんだし、
この場合、どう言うんだろって、意地悪にイメージしてみる私。

地球の資源が枯渇しているから、宇宙のどこかに住める星を探すんだよっていう話も、夢というよりエゴイスティック。
私も宇宙は大好きだから、出掛けてみたい。
当然、研究はとても有意義。
地球に届けられた映像は、すばらしく感動的ではあったけれど。
今回に限ったことじゃなく、
私たちは、宇宙に出る前から宇宙にジャンジャンとゴミを落っことしてるって事実は、どうにもこうにも、カッコワルい話。

そういえば、かつて、ルナ・エンバシーで、私が買った月の土地の安否が心配。
私の土地は外してくれたんだろうかと。
ああ、エゴイスティック。所詮。笑


*タイトルのサイは、動物じゃなくて、英語のSigh。ため息の音。
Commented by onnea at 2009-06-25 08:07 x
何年か前にね、チェルノブイリ原発事故の番組があって、
そこの村の人たちにインタビューしてたんだ。
そこで、ひとりのおじいさんが「この土地を離れようとは思わないんですか」
と問われて、
「人間が汚した土地なんだろ、だったら他にどこへ行くというんだい。」
と答えてた。あまりに深くって・・・。
環境問題がどうのって言われる度に思い出す言葉なんだよね。
makiさんの言葉でまた思い出しました☆
そんな私もいろいろとエゴイスティックかな~(笑)
Commented by makisaegusa at 2009-06-26 04:51
>onnea

いまも、強い放射能が残っているね、あの場所には。
知らされなかった事実とか、阻止できたこととか、
そして、多くの被害者を思うと、本当に色々な感情が渦巻きます。
結局ね、私たちは、環境破壊はだめだといいながら、
この国自体の、まったく足並みの揃わない政策で、
高速道路が1000円だと聞けば、ビューンと車で遠出。
環境のために公共の機関を使いましょうってゆう、政策もいまはむかし。笑
笑うに笑えない、むちゃな現実を、どうにかせねばと思うのでした。
Commented by naomin at 2009-07-01 01:57 x
そぅいや、私も月の土地買ってたんだ笑。
こないだの引越しの時に出てきて思い出した笑。
どうなってるのかなーーーー?

ポイ捨て禁止!!
Commented by makisaegusa at 2009-07-01 07:10
>naomin

そうやったーーー!!
月の土地の、もしかしたら、ご近所仲間!!笑
第三分譲期に買った?!?!
私は、その時期で、たしか、「しめりの海」とかの辺りだったと思うんだよね。
そして、墜落したのもその辺りって、ゆってたようなゆってなかったような、、、、、

ポイ捨て禁止!!
Commented at 2012-03-31 11:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-03-31 11:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2012-03-31 14:34
>★

ああ、本当に、胸が痛い。
ひとつひとつの命が、ちゃんと、しっかり、大切で。
ほかの何にもかえられない、かけがえのないものだということを、誰もが知っているはずなのに。
どうして、3.11を越えて、まったく違う時代に生き始めなければならないということを、
認識できない、人が、こうも多いんだろうか。
チョウの羽ばたきが、雪崩を起こすという逸話のように。
自分の、ちょっとした無自覚が、どこかで、誰かを苦しめることになるということを。
どうして、想像出来ないんだろうか。
誰もが、ただ、正直であればいいだけなのに、ね。
政治家もね、本心を言ってくれれば、ちょっとは爽快だろうにと思ったのよ,昨日。
「いやあ、私なんて、まったく国民のこと考えてないんですよ」とか
「やっぱね、金が欲しいんです、ただ、それだけなんです」だとか。
偽善者ぶって、いかにも国民のためですって顔してるところが、第一に許しがたいんだって!
Commented by makisaegusa at 2012-03-31 14:34
>★2


失われた命、むやみに、放射能に傷つけられて行く細胞、
それらに対しての、途方も無い無力を感じつつも、くっそうと、歯を食いしばって、
立ち向かわねばの決意だけは、いつも、確か。

ありがとう、いつも。
私の地震予知の耳鳴りも、数時間前だからなあ、、、笑
もっと詳細に分かったら便利なのに!

今夜は、夜行で、実家方面へ。
by makisaegusa | 2009-06-24 05:03 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(8)