トリガリスト。

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小説みたいに、雰囲気ある伏線ばかりじゃない。
一滴の怪しさも、含みも滲ませることなく、布石に満ちている私たちの生活は、
無意識の些細な出来事ですら、後に十二分の影響を与える。

軽くとった行動も、迷いに迷って導き出した考えも、何もかもが、いつかのある日、引き金が引かれたその時に、始まりを知らせ、姿を見せる。

まるで、一歩一歩踏み出すごとに、足下に落っことしてきた種が、
気付かない間に成長し、人を追い越し、ある出来事として自分を待ち構えているかのよう。
ひと呼吸するこの一瞬にも、私たちは、いくつもの種を落っことし、トリガーとなる可能性を残しながら。
ほとんど忘れ去ったような出来事も、不発弾のごとく密やかに、同時に明日への時を刻んでく。

この一秒にも、未来の自分に確かめたくなる。
今日、私が落っことした種は、いったい何に化けたのかしらと。
by makisaegusa | 2009-02-15 01:03 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)
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Commented by TAKA at 2009-02-15 06:03 x
そう、そのまいた種はとても美しく成長することもあるし、ときには醜く成長してしまうことがある。
ただ美しく成長するか、醜く成長するかというのは、だいたい種がまかれるときに想像つくんだよねー。
あと、他人がまいたもので、美しく成長しているものを見るとき、その人のよさを再確認するね。
Commented by makisaegusa at 2009-02-15 20:37
>TAKA

ほんよ、そうだねーーーーーーえ。
全部が、うまくいかなかったりするから、楽しみにもなるんだろうなっ。
いつか、タカさんを驚かせるような成長っぷりをしますように、マキの落っことした種。w
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