WA RA SHI BE 2010 : #84 Genshi.

2010年年明けスタートから、地道に続く9年目の日常遊び。
ブツブツの一期一会に歓喜する、私の物々交換『WARASHIBE2010』!!

"いかなるものを手にしていようとも、あの世には、なぁんにも持ってけない"という、この世の理までをも逆手に取って、
哲学すらも娯楽するプロジェクトであり、
「誰でも、人生に一度きり」参加条件に、私が生きてる限りズンズン続く、人生まるごとを堪能する壮大な遊び。
私が、今世を終えた瞬間に作品としての完成をみるという、人生芸術を体現する劇場型愉快犯企画!

今回の参加者は、クレイジー級言葉の匠・言師(ゲンシ)!

前回、第83番目の参加者である私とおばあちゃんのユニットおばあちゃん學枝が出品したスペシャルなワラシベ、
#83 Obaachan Gakkou : Assortment of Toyoko's Artworks - おばあちゃん學枝がお届けする奇才おばあちゃん・とよ子の傑作詰め合わせ!主に、鬼50号!」は、
謎めきの新ワラシベに変化を遂げた。
ジャジャーン!
WA RA SHI BE 2010 : #84 Genshi._d0018646_10104382.jpg
#84 Genshi : Secret Box - あけるべからずの箱!

言師によれば、これは、決して開けてはならない箱らしい。

箱に書かれた走り書きのラテン語(※)は、ヒントなのか、ただのメモなのか。
※ "Fluctuat nec mergitur"(たゆたえども沈まず) + "Festina lente"(ゆっくり急げ)。
なんて、ミステリアース!

さてと、この箱。
開けた途端、封印されている何か途方もない悪しき者が解き放たれ、世界に災厄が訪れるのか?!
はたまた、すっごいリアルにガッカリなワラシベすぎて、膝から崩れ落ちることになってしまうのか?!
とにもかくにも、決して開けてはならないシステムには変わりないため、
そのダメージの回避方法が見付かってない今は、まだ、
大人しく忠告に従い、ここは、をしたまま次の勇敢なる参加者に託すことにしよう。
・・・果たして、この箱に開封の日は訪れるのデアロウカ。

それではここで、言師からのワラシベ解説を、、、と思ったら、
そんなメッセージ、今回は、なーーーーーーーーーーいっ!!!(笑)

というわけで、すべてにおいて斬新仕様にて、第84回目物々交換、完了!
ニヤリ☆
次の変化も、待ち遠し。



⇒参加したいときの心得:「"WA RA SHI BE 2010"参加のための1,2,3
⇒参加者に送られるカード:"参加証明書" 兼 "未来のワラシベ展への招待状"「"WA RA SHI BE 2010"トランプカード:♣W
⇒いままでの「わらしべ」変化全編:『WARASHIBE2010



Commented by enzo_morinari at 2018-04-23 06:00
当該謎箱の異名は「宇宙のビクーリ箱」であって、開けた者には冥王星の主税局局長がじきじきに訪ねきて24000年にわたってプルトニウムを頭からドンドンジャブジャブかけられる。もって冥府魔道に邁進し、深く瞑すべし。

当該謎箱持参のものはパリ16区のオーベルジュ『漂泊不沈亭』と併設のブティーク『Festina Lente』において優待される。いずれも吾輩が最高経営責任者である。『Festina Lente』の店名の含意は「買うもの買ってとっとと帰りやがれ」である。

(蜚蠊補遺補遺)
Fluctuat Nec Mergitur(フルクトゥアト・ネク・メルギトゥル)/漂えど沈まず: パリ市市民憲章。パリがルテチアと言われていたローマ帝国の統治時代に、行政的支配は受けても魂は売りわたさないというひとびとの決意。魂の不服従。

Festina Lente(フェスティーナ・レンテ)/悠々として急げ: ソポクレス『アンティゴネー』第231節に由来。開高健大人の座右の銘。
Commented by makisaegusa at 2018-04-25 09:45
> 言師

ま、それ、全部知ってたけどね、私。w
by makisaegusa | 2018-04-20 00:00 | WARASIBE2010-物々交換 | Trackback | Comments(2)