ドコで聞いてドコから喋っていいのか分かりづらいため、おばあちゃんは、スマホが、すこぶる苦手。
電話のむこうで、相変わらずめちゃくちゃ苦労している雰囲気が、ひしひしと伝わって来る中、
「・・・何も聞こぉへんで。」「もしもしー?」という本人の声が、遠いところから聞こえ、
私は、ひたすら「マキですー、マキですー、マキですー、マキですー、マキですー・・・!」(笑)
すると、唐突におばあちゃんからの「はい、モシモシー!」
お!?繋がった?!
マキ:「おばあちゃん、明日は、誕生日オメデトーーーーーッ!」
とよ子:「ありがとう。」
・・・娘たちに祝ってもらって、二切れほど食べたというケーキのことなんかを話した後で、
とよ子:「あんた、次、いつ帰って来るんー?」
マキ:「夏になったらかなあ?」
とよ子:「もうちょっと早よできへんのぉ?」
マキ:「そやなあ、もし、そんなときできたら帰るわ。」・・・とナンダカンダ。
[中略]
マキ:「ほな、おばあちゃん、これからも元気でおってくださいよー!」
とよ子:「はい!」←トッテモいい返事!
こうして、電話のむこうは再び母に交代し、電話口から離れていくとよ子に、家族の誰かが、敢えてのこの質問。
★:「(電話の相手)誰やったん??」
とよ子:「知らんー。」
ええええええええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーー!?!?!?
誰か"知らん"相手に、この距離感で会話できるって、どんだけのコミュニケーション能力の高さやねん!・・・と、
私は、抑え切れぬツッコミを叫びつつ、アッパレなその天賦の才に、改めてニンマリ。(笑)
そんなこんなで、とよ子は、元気です。
本年もよろしくドウゾ。
ほんと、人生が100年に届く長さだなんて、とんでもないありがたさ。
みんなみんな、アリガトーーーウ!
ビバラビダ。
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