それは、梅雨の始まるチョット前。
実家で、叔母のみよよと一緒に、家事手伝い!
古い障子を一挙に張り替えたときの遊びっぷりの記録を少々。(笑)
「障子の張り替え」の山場といえば、『いかに破るか!?』という一点に尽きるため、
我々は、そこを抜かりなく娯楽する方針にて、ミッションを遂行。
みよよが、懐かしい
昔話をしながら、おもむろに完成させたのは、
母であり、我らが奇才おばあちゃん「とよ子」の似顔絵! オミゴト!!
さすが、とよ子の遺伝子を受け継ぐ者!(・・・あ!私もだった!笑)
鼻の表現手法が、そこはかとなく、とよ子の流儀を彷彿とさせる。イヒヒ☆
それに比べて、私のテキトーキティーちゃん。
口がないからかなぁと、要らないことしてみたら、その口はミッフィーのやつだったから、もうグダグダ。
キティーに口を描くのが、まさか禁じ手だったとはーーーっ!!(笑)
そんなこんなで、障子の紙を破りながら、格子を整えながら、
構造に緩み(遊び)を持たせることで、全体に強度を確保するという、
見事な職人技を発見するにつけ、アッパレ!感心!!
正倉院の建築までもが頭をよぎり、木を活かす伝統と匠への敬意つくづく!
かくして、「破り」の段を終えた後は、しれっと父親にシゴトを引き継ぎ、庭の散策に出掛け、
常連風のハトに、ハロー!
赤く熟れたユスラウメの実をパクパク!
私が散策を終える頃には、
すっかり美しく、ちょっと味ある感じで、障子は生まれ変わっていたという、完璧なスケジュール調整。(笑)
バンザーイ!みんなよく出来ました!!
こうやって歴代の家族たちが、
手直しを加えながら、道具を大切に使い繋ぎ継いで来たことを想うだけで、
暮らしの空間が、じんわりあったかい。
この障子も、聞けば、どうやら80歳を越えるご長寿なんだとか!
いままでどんな「破られ作品」が誕生して来たのやら。
想像して、また、あったかい。
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⇒「紙」の項