おばあちゃん學枝:とよ子流家元*2015年新春作品「全員どこかしら"煮"てない似顔初め(にがおぞめ)」。

毎度、独自のメニューで“ボケ防止”を娯楽する、奇才おばあちゃん「とよ子(92歳)のための遊びの学校『おばあちゃん學枝

2015年新春作品は、「離れて暮らす娘たちに、年賀状を描く」の巻!!
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・・・と、その前に、お年賀がてら、作品をより堪能すべく、とよ子★イントロダクションをまとめたので、まずは、こちらをどうぞ。


1.「とよ子」なる人物像 [⇒ more]

大正11年、東京の渋谷町の広尾生まれ。
小学校2年生まで広尾小学校に通い、最優秀の成績を残す。(サスガ!)
その後、親の実家へ戻ることとなり、兵庫県の山奥に引っ越すこととなったことで、人生の愉快に拍車がかかったのではと、噂されている。
田舎暮らしでは、ニワトリに服を着せて遊んでいたというのに、60年以上を経てみれば、4本脚のニワトリの絵、堂々と描く。(:はんこ)(:バッグ)
しりとりの際は、すぐに「チン◯」と言いたがる。いわゆる、「チンしりとり」の達人。(
野菜よりも、とにかく肉が好き。すき焼きの場合は、重点的に「肉」を狙う。
あとは、卵も好き。(


2. 「とよ子」の性格

問答無用の強引さで、奔放に、周囲を嫌ぁな気分にさせるも、そんなことなど気にも留めず、
自分に甘く、何事も、他人になんとかしてもらおうという魂胆丸出し、他力本願のスペシャリスト
クヨクヨ考え、ウジウジ悩む、ネガティビティの権化であり、
楽して報酬を手に入れるべく、息する仕事」を生業として、日に一杯のビール(⇒謎の「白ビール」の場合もあり!)を獲得する逞しさを見せ付ける。


3. 「とよ子」語録 [⇒ more]

自らは、決して頑張らないという性質により、一切の責任は負わぬよう、極力後ろ向きの態度を取り、
庶民のくせに、どうした訳か、大概のことは、とりあえずお金を払って解決を試みるため、
何かしらの感謝を示すべき場面において、度々、恐ろしい名言が飛び出すことが、確認されている。

「アンタ、お金嫌いか~?」

要らないと言う人の手に、お札をねじ込む技能には定評があり、
遊びに来た孫の友だちにも、バレぬようポケットティッシュの袋の中に忍ばせた3万円を、渡そうと試みる頭脳と手腕は、想像以上。
「頂けません」などと言おうものなら、トドメの一撃、この台詞。
素人は、ひとたまりもない。
とよ子のポテンシャルの高さに、笑い狂いし虫の息となって、帰宅を余儀なくされた者は、両手で足りるはずもない。

また、「誰にも迷惑かけんと、死にたいなあ」と言うくせ、
「汽車に飛びこもか?」「洗面器に顔つけて死のか?」などと、とんでもない迷惑を平気で発言する、奇抜さの持ち主。
まさに、“陰も極まれば、陽に転ずる”の理を地で行く、人生の匠と言って過言ではない。


4.「とよ子」流

本来、「とよ子流」とは、"とよ子の生き様"そのものを表していたが、
近年では、類い稀なる画才により、彼女の生み出す芸術作品のことを指して言うことが多い。
特筆すべきは、その「似顔絵」の才能であり、「そもそも、似せる気がない」「隣に居ても見もしない」という常識を覆すスタイルにより、
「似顔絵なのに"知らない人"(?!)を描き出すことの出来る、唯一の画家!」として、世界中に、感動とツッコミの嵐を巻き起こしている。

ーーー 以上、謎に包まれた情報源 "Toyopedia"より抜粋。(笑)

さてさて、そんなこんなで、2015年“新生”とよ子年賀作品「似顔初め(にがおぞめ)」
とくと、御覧あれッ。いざ!!
おばあちゃん學枝:とよ子流家元*2015年新春作品「全員どこかしら\"煮\"てない似顔初め(にがおぞめ)」。_d0018646_2491411.jpg
もはや、ツッコミは各自にお願いしたいほどに、手の着けようのないハイクオリティな完成度!(笑)
今年も、とよ子の勢いは炸裂。

・描いたそばから、自画像とよ子「あご長い」
嗚呼、なるほど、長い。

・続く、マキの顔。
横にいるからといって、見て描くつもりは毛頭ないので、似てなかったからとて動じない。
"大事なので二回言います"的に、「見ないでかいた」の注意書きを、重々に書き添える抜かり無さ。(笑)
「顔を見ないでかいた」ことについて、「なぜに?」と、こちらに疑わせる余地を与えない所は、さすが、プロフェッショナルの仕事と言ったところか。

長女 かず子の顔は、「口もへん」「鼻もへん」
一文目から助詞「も」を使用しているあたり、本当は、言い尽くせない「へん」な点が、まだまだあったのであろう。
黙して語らず、、、の中に、さらに、画伯の想いを読み取ることの出来る、実に深みある作品に仕上がっている。

次女 みよ子の顔は、素人目に見ても、尋常ではない
この場から抜け出したいという心理を、この、逃げ腰の目が必要以上に語っており、
ともかく、下にとよ子がしたためている「目が大きい」などという、そんな次元の問題ではないことを痛切に感じさせる。
さらに、左上に、「みよこの顔 煮てないのですみません」と描かれている点については、専門家の中でも解釈の分かれる点であり、
「煮るとはなんなのか」「煮ればよかったのか」「煮たところでなんとかなったのか」と、未だ、議論が続いている。
ところで、その点について、私が、「それ、また"似る"と間違えてるやん!」と指摘した際には、「ええねん、これで」と一蹴されたため、
我々程度の考えが及ぶような、"漢字の誤字レベル"の話ではないのだろうことは、確かであり、真相は不明のままである。



嗚呼、お正月早々、どこまでもアリガタイとよ子っぷり。(笑)
今年は、私が2010年から続けている、物々交換遊び『WARASHIBE2010にも、「おばあちゃん學枝」としての参加を企んでいるので、一体、どんな傑作が出品されるのやら、乞うご期待!

それでは、本年も、とよ子「おばあちゃん學枝」を、何卒よろしくお願いいたし〼。



⇒ ALL about TOYOKO:「とよ子」の仕業いろいろ/⇒「おばあちゃん學枝」のすべて

⇒「とよ子と似顔絵」作品集/⇒「ご長寿匠芸術」あれこれ/⇒「とよ子の流儀」あれこれ/⇒「とよ子語録」の項/⇒「とよ子とぬりえ」リスト
Commented by iroha8788 at 2015-01-10 15:55
新生とよこおばぁちゃん!

本年も、どうぞよろしくお願いいたしますとともに、
うひゃーっ!と、
ひっくり返されるのを楽しみにしながら、
とよこおばぁちゃんのいろいろエピソード
きっと、惜しみなく発揮されるであろうことがらを、
心より、お待ちしておりますぅうーーーーー!

どうかどうか今年もお元気でーーーーーーーーーー!!!
Commented by makisaegusa at 2015-01-11 02:00
> 葉花

90超えてから「新生」って、凄みありすぎ。笑
いやはや、ますます、これからの神懸かり的トヨコに期待大です!
本年は、なんとかして、とよ子に会えますように!!w
by makisaegusa | 2015-01-07 01:07 | Grandma-とよ子 | Trackback | Comments(2)