決意の句。

寺町に響き渡る、除夜の重奏。
冷えた外気に触れ、さらに感覚は、研ぎ澄まされて。
過去の余韻と、未来の予兆のはざま。
深く呼吸を吐き出し、穏やかな凪の心を、自分の内に確かめて。

迎えた、西暦2014年。
時の境界を越え、新たに刻みつけられてゆく、未知への旅路。
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常に、未来の可能性は、私たちの手中に、握られていて。
常に、世界の色は、私たちの想念に、塗り替えられてゆく。

故に、この漆黒の気配を、「薄暮」にするも「黎明」にするも、今を生きる、私たち次第。

すべての出会いの深意に、底無しの有り難さを、噛み締めつつ。
無限の智慧を集め、互いに支え合い、分かち合って、この時代を、共に生き抜いていきたいと、切に願う。

この心身の波動が、より一層、濁りなきように。
この感性の棘が、精彩を欠くことなきように。
自らを高め続けることを、私は、また強く、自らに誓う。

万物への感謝を、失うことなく。
言霊への敬意を、忘れることなく。

より多くを、光の見える場所まで導く。
それこそが、今世の私に与えられた使命。
真摯に果たすことを、改めて決意する。

しなやかで、揺るぎない心幹を、最大の武器として。


ーーー皆様、本年も、何卒ナンダカンダ。(笑)


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嘘偽りなく、自らの直感と信念に従い、進み行く道の上には。
整えられた、世界の法則が、美しく折り重なり、極めて、シンプルに行く末を照らしてくれる。
宇宙の摂理までをも、呼吸に取り込んだとき、吐き出される言霊は、また、自らを導く力を秘めている。

全細胞から、全宇宙へ向けて、万物への感謝を込めて。
この一年に、結び、繋がり合えた、同志と呼ぶに相応しい、すべての人々との出会いに、歓喜を込めて。

除夜の音色に、溶ける夜。

いかに厳しい時代が到来しようとも。
挑み乗り越える勇敢さを、揺るぎない信念を、真実を見抜く目を。
何よりも、大切なものを守り抜く、逞しさを。
誰もが、失わぬように。

来たる年への、強い祈念を胸に。
私は、また、自らの研ぎ澄まされた感覚と、対峙する。

たとえ、断片であっても、希望と呼べるものを、多くに届けられるよう。
どんな闇でも、光を見失わない決意を、此処に。
私は、私に与えられた使命を、真摯に、全うすべく、新たな一歩を踏み出すことにしよう。



※ 決意は、私にとって、いつもこういうことに尽きると思い、回顧。…「2012年の章。」(2012-12-31) より、一部抜粋。

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⇒これまでの「写真とことば」/⇒「新年」の項/⇒「年越し」の項
Commented at 2014-01-03 13:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2014-01-03 20:48
> ḲØŞŸǬ

わ、それは、よかった。
ありがとう返しの、ありがとう!!

うちの実家のあたりは、かつて、宿場町として栄えた場所でね。
お寺がいっぱい集まっているので、除夜の鐘が、幾重にも重なって、
近く、遠くで、高い音、低い音、大きくも、小さくも、、、、とても、オモシロいなあと思いつつ。
うちでは恒例のコロッケを揚げ、揚げ、新年に突入したのでした。

ステキなお庭にお邪魔するのが、楽しみだなあ。
Commented at 2014-01-06 08:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2014-01-06 22:39
> ƙøʂʏʘ

なんと!
既に、ミッションの一つを完了しているとは、素晴らしい。
有終、、、ならぬ、有始の一歩!!
着々と、オメデトウ。

どうやって、私は、第一歩目を踏み込もうかしら。
タノシミタノシミ!!
寒さが、早くどっかに行ってくれますように。・・・切望。
by makisaegusa | 2014-01-01 23:42 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(4)