新伝統のデザイン:「松坂建築」の家紋・商紋。

私のことを、「デザイナー」ではなく、
「三枝真紀」ついでに、たまたまデザインも出来る人物だと、正しく理解してくれているクライアントからの依頼は、いつも、愉しい。
エキサイティングなクリエイションが始まる予感に、胸が踊る。

アリガチでなく、ツキナミでなく、カタヤブリを、ニヤリと期待されてるような気配がして。
「ヤツなら、何か愉快な企みを仕掛けてくれるに違いない!」と、遊び心のポテンシャルを、信頼されているような気分になって。
その喜びが、新たな作品を生み出す、私の原動力になる。

リラックスしたマインドから生み出される、無限のイマジネーション。
嬉々として遊び、アイディアを紡ぎ、ストーリーを編み込む。
そんな創造の旅路は、作品に、そのまま投影されるから、デザインは、おのずと、爽快に完成する。

そして今回、新たに誕生させたのが、この作品。
小学校時代からの友だちリサを母とする、愉快な松坂家のための『家紋』デザイン!!

[※ 画像は、クリックで拡大!]
新伝統のデザイン:「松坂建築」の家紋・商紋。_d0018646_21272698.jpg
実は、一家の主で、無類の祭り好き、大工ジュンヤさんが独立するにあたり、ロゴをデザインして欲しいと依頼されたのが、コトの発端!
座右の銘や、将来への展望・野望、会話に溶け込む、あらゆる要素をアイディアの源として、制作。


コンセプトは、『松の坂から、繋がる縁』。

中心に構える「松」と、しなやかな弧を描く「坂」は、「松坂(まつさか)」の姓を示し、
それを囲む「円」は、出会い、繋がり、広がってゆく、人々の縁を表現した。

二つの岸を結ぶ橋のようにも、地球と太陽のようにも見えるデザイン。



じっくりと時間をかけ、ひとつひとつの段階ごとに、丁寧に確かめ合いながら進めた、一連の制作過程は、
今のこの充足感が示す通り、私にとって、とても幸福な体験だったことを、物語っている。
皆で、共に作り上げたかのような、喜ばしさ。


新たな歴史を刻み始める『松坂建築』に、伝統の始まりを印す、この「商紋」を。

リサは、「自分たちの墓にも彫る!」と宣言しているので、どうやら、「家紋」としても使われるらしい。
ちなみに、我が三枝家の家紋は、丸に左三階松なので、松仲間! (笑)

これが、私から松坂家の「門出への餞(はなむけ)」。
心地良く、繋がってゆく人の縁に、永劫の感動と、感激と、感謝をーーー。



⇒「デザイン」カテゴリ/⇒「LOGO DESIGN」作品/⇒「松坂建築」関連
Commented by enzo_morinari at 2013-09-06 23:57
これぞクリエーティブ!
ジョブでなく、ワークでなく、クリエーション!

栗の季節がやってくる。
Commented by makisaegusa at 2013-09-07 00:07
>ゲンコツヤマのゲンゲンゲンシ

えっへん、ジャジャジャジャーン!
あ、間違えた!「運命」をかけてしまった。

ジャジャーン!・・正解。

私は、梨の季節が好きダなあ。
関西人だから、二十世紀! でも、豊水も捨てがたい。
Commented at 2013-09-07 07:51
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2013-09-07 12:34
>√

ワーイ、ありがとう!!
私が、私であることを、何よりも大切にしてくれる相手だと、
すんばらしいパフォーマンスを実現出来るのです、えっへん、私!
ね、これが私の用法だ!笑
間違える人が、多くって、彼らは、地獄をみることになりますが、まあ知ったこっちゃないってなもんです。

なんだろうか、ニュー注文とやら!!!
Commented by 松坂家 at 2013-09-07 14:43 x
むっちゃ最高にありがとう!
まっきんの言葉が加わるともっと
重みがあってスゴくなる☆
そこんとこにまた感動しております❗
身が引き締まるわ~
さっきおばちゃんとおばあちゃんに
出会ったで(* ̄∇ ̄)ノ
Commented by makisaegusa at 2013-09-07 22:45
>松坂家

むっちゃ最高にどういたしまして!
すっごいええ感じになってるやろー?!エヘヘへエッヘン!

それと、どっちでもいい情報、ありがとう。笑
コープ?イオン??
実家の前に住んでた方の家が、この前の豪雨で、たいへんな雨漏りをしたらしく、
メールが着たから、大丈夫になったかなと思って、
昨日、電話で話したら、おばあちゃんも、やたら元気でした。

また、アソボーー!!!名刺、直接見るの楽しみにしています。ワクワク!
by makisaegusa | 2013-09-03 23:55 | Design-デザイン | Trackback | Comments(6)