天。

d0018646_17475732.jpg
天国の扉が開かれる瞬間、降り注ぐ、比類なき上質の眩い「金色の光」。

それを、私の目が、とらえる暇さえないほどの超光速にて。
驚異的未練のなさで、あの世に旅立って行った、おじいちゃんの魂。
この世の器は、名残なく、キレイサッパリもぬけの殻で。
むしろ、清々しさに、新種の安堵を覚えたりもした。

棺には、たくさんの花と、手紙と、写真と、愛するタバコのギフト。
あの優しい笑顔を、近くで見られなくなるのは、凄く、淋しいけれど。
きっと、今頃は、自由になった身体で、自在の旅人。

この世での役目を終えた、ひとつの人生が、遺された者たちの中に流れ込み、伝え、紡がれ、受け継がれてく。
誰もが、誰かを、自分の内に、生かし続けてく。
それは、なんて幸せなことなのだろうかと、涙の視界で、心底思った。

光への旅路が、穏やかでありますように。
私のデザインが、宇宙に飛んでったなら、天国の特等席から眺めて、歓んでくれますように。
おじいちゃん、ありがとう。
90年間おつかれさま。


[※ 私は、どんな風に、他人の記憶に残るんだろう。トテモタノシミ。]



⇒「光の旅」/⇒これまでの「写真とことば」/⇒「生死」の項/⇒「勇治と久子」あれこれ
by makisaegusa | 2013-04-06 13:12 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://makisgs.exblog.jp/tb/18503355
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 金太郎クッキー:春のひっこし御... 一才半から、一言多い。 >>