この時の流れは、単に、"早い"とか、"速い"とかで、表される類いの感覚でなくて。
どっちが、現実なのか、幻想なのか。
いつの間に、日本時間の濁流に飲み込まれていたのか。
愕然とするあまり、またもや、顎関節を外しそうな勢い。(笑)
私は、打倒冬将軍を誓い、下唇を噛み締めながら、寒風の季節を耐え忍び、
彼の国に見た、のびやかで高くそびえるヤシの木を、眼の裏に想い浮かべては、そのイメージをエナジーの源として、なんとか、生存を果たしている。ブヘー、、、
さて、とにもかくにも、ラオス!
日本人には、さほどメジャーでなくとも、ヨーロッパ人には、大人気の世界一不思議な国。
国境を、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、中国に接する仏教国で、面積は、本州と同じくらい。
中でも、ルアンパバーンは、町自体が、世界遺産に登録されている。
しかも、ルアンパバーンの発音は、「バ」より「パ」のが先らしいことを見付けた私は、人知れず、したり顔。オホン!
・・・そんなこんな。
目的地を決めてから、ラオスの勉強を始め、その都度、へえと学びつつの、
この程度、ささやかに知識を増やし、あとは、移動中に何とかしようという、気楽な心づもりにて、いざ!
往復のエアチケットと、一泊分の宿があれば、充分!
『地球の歩き方』と『Lonely Planet』があれば、完全無敵!
こうして、私は、ヒサミ (husica)と、未定の明日を遊ぶ、ワンダーな旅に出発したのだった。
ここに始まるフォトアルバムは、北から南まで縦断した、ラオス12日間の記録。
序章の今回は、旅の途中、どこの家の玄関や、店先にも、大きな家族写真が、飾ってあることに気付いた私が、
少しばかり、コレクションとして撮り貯めていた、色々なお宅の『家族の肖像』。
オタノシミアレッ!
ちょうど、奥の部屋を、"まっ裸"で、駆けて行った。痛快!
いきなりの本人登場でも、唐突な親近感。その成長が、ついつい嬉しい。写真マジック!★★★★★
ドリーミーなバージョンも、御座い〼。
独自の調査によると、どうやら、ラオスの男性は、気合いを入れるとき、ヘアスタイルをタイトな「七・三」にする様子。
うむ、これも、また実に美しい、「チェッド・サーム」!(←むやみに、ラオス語で言ってみる。七・三。)
ヤヤヤ、これは、とある人物の人生の記録!?
老年期に着けている、勲章の多さったらもう。立派になったねぇ・・・、と、これまた、勝手に感慨深がる、私。(笑)
両手首に巻かれた、札束らしき物が、非常に気になる。
もしくは、熱心にテレビドラマを観ていた。憎めない一家。
お父さんとそっくり、おばあちゃん!
左の写真なんて、合成っぽさ満点で、最高にかわいい。(ただし、紐が、かなり邪魔!)
それぞれの写真が、それぞれの家族の物語を、纏っていて、しみじみと幸福。
嗚呼、、、こんな風に、家族の肖像を撮りながら、世界を旅するのも、スッゴク面白そう。
世界には、たくさんの家族の姿が、在る。
そんな、当たり前のことが、とても、嬉しい。
⇒「ラオスの旅:#00 始動」
⇒「旅」の項/⇒「ALBUM」シリーズ/⇒「ラオス - Laos」の旅あれこれ
待ってました~♪
ラオスへトラベルチャンス!!
わ、うれし。
独りごつ時間は、さぞや、ごきげんだったことでしょう。
あれ、違う? (笑)
うん、それ言ったかも。
ラオス、、、夜には、家族何世代も一緒に、夕食を食べるような、あったかな作り笑いのない国でした。
ご近所の友だちとかも、一緒だったり。
人が、人として、もっとも大切にすることが、当たり前に大切にされていてね。
ありがとう、って、言いたくなったよ。
それで、いいのにね、人生でやるべきことなど。
愛する人を、愛して、守って、生き抜いて、一生を終えるだけってゆう。
他のこと、やる暇もないくらい、他のことに、うつつを抜かす余裕なんて、
ほんとは、与えられてないんだよ、ね。
さてと、生き抜きましょうか。
まずは、選挙。
変えてやる!