「アリガタイナア」。

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その夜。
私は、なんだか、すっと、寝付けなくて。
目を閉じたまま、様々なことに、想いを巡らせていた。
自分のこと、環境のこと、世界のこと、いろいろ、いろいろ。

すると、ぽつり、「アリガタイナア」と、誰かが言った。
もちろん、すぐさま、私は、それを発したのが、自分だったと気付き。
今度は、ちゃんと意識して、「アリガタイナア」と、口に出してみた。
すると、ますます、その語感が心地良くて、私は、何度も、何度も、繰り返していた。

それは、まるで、強ばったものを、じわり、柔らかく溶かしていく呪文のようで。
空間に、染み込んで、どこまでも、広がってくようで。
いいことも、わるいことも、何もかもが、有り難いことだと、心底、感じられて。

生かされ、与えられている日々への感謝が、とめどなく。
いつしか、言葉は、あたたかい涙に、変わっていた。


⇒これまでの「写真とことば」/⇒「昭和カメラ」の風景いろいろ
by makisaegusa | 2012-01-09 22:56 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)
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Commented by Ayu at 2012-01-11 12:39 x
まきーっ、昨日、偶然にも私も感謝だと改めて気づきアリガトウとブツブツつぶやきながら、ほんとに、生きていること、日々目の前にあることを大事にすることなんての考えて気持ちが温かくなり言葉にはならないぐらいの感謝の気持ちを感じてました。

そうだね、いいもわるいもすべてが有難いよ。
生きてて良かったね。

アリガタイナア。
Commented by makisaegusa at 2012-01-11 18:21
>Ayu

それは、奇遇!
ほーんと、感謝を感じるだけで、すっごくあったかくなるよねえ。
アリガタイナア。w
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