悠久の地球史を眺める。

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その、あまりの壮大さに、言葉を失い、たやすく、文字に起こすことも出来ず、時間が経過していた。


木漏れ日の下。
庭のソファーで、くつろぐ私は、足元に転がる幾つかの物体に、目を奪われた。
それらは、石器か土器の欠片のような、とにかく、太古の遺物だということを、想像させ。
中には、文様が、彫刻されたものもあり、とても興味深い。
そして、何気なく、その中の一つを拾い上げ、じっくり観察しようとした瞬間、私は、自分の意識が、急速に、その中に引き込まれて行くのを感じた。

そこは、過去なのか、現在なのか、未来なのか。
時間軸を、見失ったまま、私は、別の場所、別の時に居て。
薄れゆく意識の中で、そろそろ、尽きる命を感じていた。
核のせいで、もう、この世界には住めなくなってしまったことを、頭の片隅で想いながら。

こうして、私は、死を迎え、身体を失った。
ただ、それでも、同じ場所から、まるで長編の映画を、超高速の早送りで観るように、世界の行く末を眺め続ける。
悠久の時の流れは、まるで一瞬であるかのように、映し出され、急激に、移り変わる風景は、美しく、その上、狂いない。
人類が滅びると、生命力溢れる自然が、文明の痕跡を飲み込み、世界は、自然界が、ありのままに支配する時代となった。
大きな地殻変動により、地球環境がリセットされ、生命は、再び、ゼロからの進化を始めるのだろうという、予感を抱きながら、私の意識は、また、そこから離れて行った。

気付けば、私は、最初のソファーに座っていて。
ひとつの輝く光が、すうっと私のお腹へ、入るのを、少し他人事のように眺めた。
けれど私は、それを、この世の全ての歴史を知り、全ての生命を受け継いできた魂なんだと、ただ、そう確信し、安心感に包まれていて。
生命は、途切れることなく、繋がり、紡がれ、終わりがないということを、静寂な心の中で、瞑想のように納得した。


・・・・・・・・・という、今朝の夢!
まるで、「火の鳥」の世界観を、そのまま体感したかのような、大スペクタクル!
あまりにも、エキサイティングだったので、もっと見に行ってやろうと、何度寝もしてしまった、魅惑の地球史の旅。(笑)
同じ世界を、言葉じゃなく、分かち合いたいものの、叶わぬことが、なんとも無念。

ただ、たとえ、夢が、単なる、私の幻想であったのだとしても。
言えることは、世界は、とても、心強いのだ、ということ。
世界は、全然、寂しくないんだ、ということ。


⇒「」にまつわるトピックス/⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-12-13 10:10 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(4)
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Commented by okei∞ at 2011-12-14 22:32 x
素晴らしい経験をされました☆
夢のようで夢ではない世界。

それぞれがそんな体験をして、いよいよ世界の在り方も変わるのかもしれません。

何だか私も永遠を垣間見たような気分です。
シェアをありがとう。


Commented by makisaegusa at 2011-12-15 01:11
>okei∞

うん!スゴカッターーーー!!
でも、私の目に映った風景は、こんな文章の100万倍、ステキだったと思っておいてね。笑

>それぞれがそんな体験をして、いよいよ世界の在り方も変わるのかもしれません。
そうかもしれない。
ひとりひとりの内面が、なにかを掴むごとに、古い角質が、剥がれ落ちるみたいに、
新しい世界に、生まれ変わって行くような気がします。

また、よい永遠を見て来たら、報告します。ウフフ
早くこーーい★
Commented at 2012-02-27 10:15
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2012-02-27 17:35
>★

まぁ!それはそれは。
うちのおばあちゃんは、おじいちゃんが入院してるとき、一緒に体調が悪くなって、
自分も入院してしまって、どんどん、ボケていったから、
長年連れ添っていると、夫婦って、ますます波長が似てくるんだろうか、なんて思ってたんだけど。
おじいちゃんが、亡くなってからは、なんだか、おばあちゃんの魂も、再び地に足をつけ直した感じで、
今じゃ、平気で毎晩ビール。笑

ともあれ、誰かが亡くなる夢って、正夢にはならないと分かっても、
凄く心地が悪くなるというかね、名残るもんねえ、、、
けど、お義母さん、元気で何より!
そんな夢を観ることも、また快調であるという、しるしなのかも、もしかしたら!
夢判断なんかでは、誰かが亡くなる夢は、変化の兆しを意味したりするみたいだけども。
死を意識させてくれるということは、毎日を大切に生きて行きなさいよって、
メッセージなんだろうなって、私は、解釈することにしています。

本当に、亡くなる夢が、予知夢だったときはね、夢か現実か、すっごいわかんない記憶になるんだよ。
私の法則だと。
あれ、現実に見たんだっけ?でも、そのとき、お葬式に行くことなんて無理だしなあ?って。w
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