最たる最高。

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あらゆる体験が、私にとっては、愉しむべき要素に満ちている。
苦渋や、激痛に苛まれる、鬱蒼とした逆境の頃ですら。

例えば、絶望の淵だって、それはそれで、独特の風景をしていて。
なんとも表現しがたい、その漆黒を、いつか誰かに、情緒いっぱいに、教えてやろうと思ったりもする。
ここには来ない方がいいけれど、来たら来たで、なかなか、凄い体験を、得るだろうって。
それから、私は、踵を返し、明るい場所へ向かって、進み出す。
ああ、また、新しい深みを知ったと満足げに。

「最悪」は、最期に、最高の笑い話になる。

そんなことは、誰だって知っているけど。
なかなか、熟成までに、時間が、かかるから。
人は、渦中に在る時、その法則を、すっかり忘れてしまう。

ただ、それでも、だいじょうぶ。
怖がらなくても、世界は、こんな風に出来ているから。
光の中の愉しいと、暗闇の中の愉しいは、それぞれに、別の味わいを持っていて。
そして、どちらも、無くてはならない、調味料。
だから、人生は、いつも美味。
つまり、そういうこと。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-11-18 22:45 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(1)
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Commented by makisaegusa at 2011-11-19 16:22
だから、いつも、たのしい。
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