スロウスピイド。

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海には、海の。陸には、陸の。空には、空の。
花には、花の。昆虫には、昆虫の。魚には、魚の。動物には、動物の。
赤ちゃんには、赤ちゃんの。子どもには、子どもの。大人には、大人の。お年寄りには、お年寄りの。

それぞれに纏う(まとう)、それぞれの時間があって、それぞれの速さで、生を刻んでいる。
なんてことは、明々白々だというのに。
往々にして、私たちは。
自分より速いものに、合わせようと必死になって、息を切らしたり。
自分より遅いものに、合わせることを忘れて、大切なものを、落っことしたりする。

どうしてだか、人は、自分の歩調には、無頓着で。
無理が祟って、自分の呼吸を、見失ってしまう癖がある。
だから、やみくもに、前進を続けるよりは、少し勇気を出して、はたと歩みを止めてみる。
必要なのは、時折、立ち止まって、振り返り、周囲を見渡すこと。
自分の呼吸を、確かめ、手放さないために。
そうすれば、きっと、次に踏み出す一歩目は、馴染みのテンポを、取り戻せているはずだから。

自分のスピードで歩くからこそ、私たちは、飛び込んで来る好機を、ちょうど、ちゃんと、掴まえられる。


⇒これまでの「写真とことば
by makisaegusa | 2011-11-16 15:31 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(1)
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Commented by makisaegusa at 2011-11-16 22:33
コピー風に言うなれば、「その馬、野生」。(笑)

人生で、初めて、野生の馬を見た場所。
孤島。
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