だから、閉塞感を打ち破って、疾風を呼び込むために。
一歩を踏み出す、勇敢に。
しがみついて離そうとしない、"こだわり"なんて、所詮、たいしたものじゃなく。
変わることを恐れているくせ、成長したいだなんて、妄言もいいところで。
停滞と変化は、同居できないから。
心乱す、風圧に押されることも、引きちぎられるような、激流に揉まれることも。
信念さえ、揺るぎなければ。
何ら、恐るるに足らず。
内の変化は、外への表現を変え、同じ風景さえも、違って見せる。
そこで出会う、新たな自分は、此処よりも、答えに近い、別の次元の住人で。
今とは違う方法を、知る、頼もしい隣人。
数多の味わいある歴史を残すため、私たちは、きっと、変化し続ける。
いつか振り返った時、その痕跡こそが、何よりも人生に名残る、アクセントになっているはずだから。
今は、ただ、恐怖に固まらずに。
蝶のひとつの羽ばたきが、雪山に雪崩を起こすという、逸話のように。
少しの意識の変化を。
それが、気配を変え、気流を変え、そして、飛び乗る風を吹かせることは、妄想じゃない。
そのために、まず自分の手で、最初の一手を。
どんなに、僅かでも。
変化を拒絶するところに、進化はない。
⇒これまでの写真とことば