再始のシップウ。

d0018646_15525287.jpg
止まっていた時間が、動き出すときは、決まって、疾風が停滞を破り、空気を一新する。

漂うものに、答えはあらず。
確かな手応えは、吹き込む風に、紛れ込んでやってくる。

何度も、惑って、何度も、気が付いて。
それでも、また同じところで、何度も、立ち止まってはしまうけれど。
何度目であれ、この感触は、気持ちいい。

可能性に満ちた風は、どこにでも吹き込み。
塞き止められていた川で、突如の激流が、岩をも、勢い良く押し流してしまうように。
閉塞感に埋もれた、絶望の界隈にさえ、風穴を開ける。

ミクロを意識しながら、同時に、マクロの視野で世界を捉える。
この感覚により、今、私は、粉塵を抜けた。


⇒これまでの写真とことば
by makisaegusa | 2011-07-31 14:59 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://makisgs.exblog.jp/tb/14249526
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2012-07-25 10:03
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2012-07-25 19:58
>mt_2

そうだ、生かすも殺すも、この感覚なのだ。

そして、この場所は、祝島。
毎日、双眼鏡で、原発予定地をしっかり観察しているおばあちゃんが、この近くに住んでいてね。
バケツいっぱいの、採れたてのテングサを、山からの流れ出る水で、洗っていたよ。

心の在る地。
<< ハ社の新作:ヒサミを祝う4本脚... 4つの月下美人が咲いた夜。 >>