木と本と末。

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既存の言葉に集約したとき。
その感情が抱えていた、混沌、蠢き、捉えどころのない触感、それら全てが、潔癖になまでに失われてしまうのは。
言語が生まれるより早く、誕生していた私たちが、言語を上回る、数多の感情を有している生物だからであって。

その言葉にならない感情を、たやすく、変換しようとしたときの都合良さは、本質を喪失させているに等しい。
筆舌に尽くしがたい、そのやり場のない感情の不快さにも、そろそろ慣れてみればいい。
さすれば、使い古しの用語に、感情を見失うことがない。
骨董になることがない。


⇒これまでの写真とことば
by makisaegusa | 2011-07-07 02:29 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)
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Commented by POP-ID at 2011-07-08 03:26 x
僕は貴方のように上手に表せないから、
記憶のジュークボックスから適当な歌を引っ張り出すのがせいぜい。
たとえばこんなラヴ・ソング/RCサクセション
http://t.co/EdvzQqB
言葉で感情を表すのが歌なのに、言葉で何が言える?と歌ったこの曲。
中学生の僕には革命的SHOCKだったな。
Commented by makisaegusa at 2011-07-08 15:45
>POP-ID

彼は、とても潔くて気持ちがいい!

私が、中学生の頃、これに出会ってたらどうだったろうなあと、妄想、、、、
果たして。
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