天照大神のおわしますところ。
週末のためか、参拝待ちの驚きの人だかり!
私も、五円玉を握りしめ、ウズウズと長蛇の列に続く。
※私の辿ったルートが、一目瞭然の内宮マップ。ご利用推奨。/⇒「皇大神宮 (内宮) イラストマップ」(pdf)
待つ時間までも、貴重で嬉しい!
そして、鳥居をくぐって中へ入り、お参り。
正面には、御帳があるため、直接、正宮を見ることが出来きないものの、運良く、風が吹けば、隙間から覗くことが出来る。
私の時にも、ちょうど風が、その白い布を動かしてくれたので、正宮を見ることができた。万歳。
そして、再び、鳥居をくぐり、垣根の外へ出ると、一つの重大なミッションを果たしたような、爽快な気分。
自然と人工。太古から伝えられてきた調和の感覚には、敵わないなあと思う。
20年に一度、「正宮」を新しく建てるのが、持統天皇4年(西暦690年)より1300年間も続く習わし。(→map)
西と東の御敷地を、交互に使用する。
大昔の人にとっての20年は、きっと人生の半分を占める長さだったろうことを想像すると、
伝統と技術を後世へと確かに伝えるべく、先人が編み出した、この知恵には、なんとも、尊敬と感嘆、甚だしい。
ここが、次の平成25年の遷宮で、新しい社殿となる場所。
所詮、人間など、ただの人間にすぎないということを、しみじみ感じる、、、圧倒的な、森という生命体の中。
圧巻!
次回は、天照大神の荒御魂(あらみたま)を奉る、別宮「荒祭宮」。
どんな空気が、そこに在るのか。 私は、テクテク、ひた歩く!
⇒「オ伊勢参リ帰リ」
⇒「お伊勢参りと京都一寸:#0 鳥羽の御宿 [ver.偽物ボブ]」
⇒「お伊勢参りと京都一寸:#0.5 撮るひと撮られる」
⇒「お伊勢参りと京都一寸:#1 宇治橋」
⇒「お伊勢参りと京都一寸:#2 五十鈴川御手洗場」
⇒「お伊勢参りと京都一寸:#3 神宮杉」
⇒いままでの「旅とおでかけ」アルバム一覧
つまり一歩でも階段を上がった場所からは撮影は一切禁止となっています。
最近は衛士さんの注意を無視しては御垣内に平然とカメラを向ける困った”参拝者”・・・と言うか「神宮」の意味を知らない”観光客”が多く、柏手も打たず南無南無と唱える困った日本人も居ますよ。
伊勢人でした^^;