科学風味:ニワトリのDNAを抽出する。

科学風味:顕微鏡で花粉の観察」より、しばらく。
次は何をやってやろうかと企んでいた私にぴったりの、マニアックなギフト到来!
日本科学未来館』の「DNA抽出キット」が、まんまと私の元にやってきた。ブラボー!
対象年齢10才以上のくせに、そこはかとなく漂う高度な匂い。
本当に私に攻略できるのか?!との不安を払拭すべく、すぐさま実験を開始したいところだけれど、最重要の材料、ニワトリのレバーが、無い。
草食の私が、どうやってレバーと遭遇すればよいのか、、、苦悩の日々を越えて、とうとう、レバー、ミーツ、ミー。笑
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そして、実験を決行した本日の"DNA抽出"劇。
ここに写る(photo11)、モワモワ漂う白い繊維状の物質=ニワトリのDNAが、抽出されるまでのストーリーを、どうぞご覧あれ。
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photo1: DNA抽出キット。全部で3回分の試薬が入っている。ワクワク!
photo2: キットの内容。普段、見慣れないモノたちが勢揃いして、いよいよ実験気分も盛り上がる。
キットの他に、自分で用意するのは、新鮮なニワトリのレバー(1cm角くらい)、お湯(150ml)、ラップ、輪ゴム。
photo3: ラップで挟んだレバーを、プラカップの底で、ギュウギュウつぶす。[目的:細胞をバラバラにする]
photo4: つぶしたレバーを、少し取り出して、細胞溶解液の中に入れ、撹拌棒でグルグル掻き混ぜる。[目的:細胞溶解液で細胞と核を壊す]
しばらくすると、濁ってとろみが出てくる。ウーム、なかなか調子がいい。
photo5: 80℃のお湯で10分間加熱する。[目的:加熱保温でタンパク質を壊す]
フタを閉めたチューブをフローターにさして、お湯を入れたカップに浮かべる。
カップから熱が逃げないよう、ラップをして輪ゴムで止める。
photo6: これが、あっためられているレバー。どうなってくのか、ハラハラ、、、
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photo7: 待ってる間に、次の作業の準備をする。
(1. エタノールを黄色のシールが貼ってあるチューブの1.25mlの線のところまで入れる。)
(2. 綿球をシリンジに2個入れ、ピストンで押し込む。)
それから、空のチューブをチューブ立てに立てて、しばらく待機。
photo8+9: 10分経ったら、photo5の液をシリンジに移して、ピストンを押し込む。いよいよ、実験ぽくなってきた![目的:余分なタンパク質を取り除く]
photo10: 濾過した液をスポイトで取り、1〜2滴をエタノールが入った黄色いチューブに加える。ジャーン![目的:DNAをアルコールで不溶化する]
→→→ photo11: ゆっくりとチューブを上下にひっくり返して混ぜる。そして遂に、DNAを観察!(一番上の写真に戻る。)
ちなみに、これは、たくさんのDNAが集まったものらしい。

[まとめ]
色々なグッズを使いながら、いかにも実験ぽく実験をしていくという、新型体験の今回!
どうなることかと思われた行程も、案外スイスイ乗り切り、見事にDNAの抽出に成功した自分を軽く讃えつつ、じっくり、白いモヤモヤを観察。
二重らせん構造の"ATGC"までを見られるわけではないけれど、なんだかしみじみ、私たちは、あらゆるDNAを取り込みながら生きてるんだなあと考えた。
すべからく、幻想的!
生命とは、生命とは、なんて、精密で、壮大で、美しいものなんだーーーー!!
あぁ、よいエクスペリメント。
デオキシ、リボ、カクサン。

あとの2回の実験については、このキットごと、別の誰かに贈呈の予定。
どこかの誰か、どうぞお楽しみにッ。

⇒「科学風味:顕微鏡で花粉の観察
by makisaegusa | 2011-04-19 15:12 | Daily fun-まいにち遊び | Trackback | Comments(0)
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