パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。

雑誌"Newton(ニュートン)"に始まる、パタゴニアの旅、回想フォトアルバム。
ささやかなる周囲からのリクエストにより、本日は、続編を公開。
#1 パイネ国立公園」を訪れた翌日、私たちは、氷河に出会うべく、今度は船で旅に出た。
パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2462731.jpg
1. 仲間の船と共に、氷河を目指して。

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2464227.jpg
2. 外の天候は荒れ模様。 強風の中、凍てつく小雨が殴り降って、船は大揺れ。
それでも、写真を撮りたい衝動を押さえきれず、甲板に出てみれば、案の定、酷くびしょ濡れになった人、私。笑
しかし、名誉の負傷。これまた、ヨロシ。

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2465766.jpg
3. 鳥のコロニーや数々の島々を越え、さらに進むと、前方に、とうとう氷河を確認!

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2471286.jpg
4. さらに、接近。迫力の氷河! 溶けた水が、滝となって海に注ぐ光景も。(写真中央右下)

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2525282.jpg
5. ずっとむこうまで、氷河、ヒョウガ、ひょうが!

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2523930.jpg
6. 岩を削りながら進んだ痕を、残す氷河。
光を閉じ込めたかのような、美しい色彩に、うっとり。 輝かしいブルー!
どんどん上から押し出されることで造り出される、独特のシャープな形に感嘆。

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_254142.jpg
7. そして到着した、有名な氷河。(名称忘れ。笑)

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2531812.jpg
8. 卓越した美の才能を発揮する、氷河。 まるで、発砲スチロールみたいでもあり、メレンゲみたいでもあり。

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2533220.jpg
9. 大迫力の崩落を近くで見るため、小型ボートに乗り込んで、氷河に向かう人々。
今にも、崩れそう!

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_2534818.jpg
10. 見た目には、止まっているように見えるけれど、しっかり観察してみると、ちゃんと動きの方向が見て取れる。
いやはや、スンバラシイ。

パタゴニアの旅 2007:#2 氷河。_d0018646_253476.jpg
11. 氷河の欠片は、海に漂う。
これは、溶けて小さな固まりになった氷河。 透明で奇妙な造形も、また恐ろしく綺麗!

こうして、念願の絶景を脳裏に焼き付け、名残惜しくも、グッバイ氷河。
帰り道、"こっちに乗って帰るかい??"の誘いに、"Si!(イエース!!)"と勢い良く答えた私たちは、
来た時の立派な船ではなく、小型のボートに数人で乗り込んで、イヤッホー!!と、大興奮。
ところが、我々が大はしゃぎしていた頃、氷河の欠片入り「ピスコサワー」(チリの有名なお酒ピスコを使ったカクテル)が船の中で振る舞われていたらしく、
惜しくも、その夢、叶わぬまま旅を終えることとなった。・・・涙。笑
まあ、それは、また次回来た時ということで、今回は、潔く涙を飲むことにした。

地球が隠し持っている、未知の超世界は、きっと果てしない。
ひんやりした空気の中から船の戻り、眠気に包まれて幸福感。
バーチャルリアリティみたいな、リアルを噛み締め、感激に浸る。

⇒「パタゴニアの旅 2007:#1 パイネ国立公園
My BLOG ⇒2007年1月 / ⇒2007年2月 / ⇒2007年3月
Commented at 2012-08-01 10:15
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by makisaegusa at 2012-08-01 19:34
>mt 4

かぁーーーーーーーーーーーー!!!って、もう、おっさんみたいになってる。アハハ!

そうだ、ピスコ、ちゃんと飲み直しに行かなきゃ。笑
心意気、ございますれば、ぜひご一緒にッ。ニヤリー☆

いま、この瞬間にも、同時進行で、この世界があるってこと。
想像しただけでも、感激するよね。
うん。
by makisaegusa | 2011-02-09 02:40 | Travel-旅+おでかけ | Trackback | Comments(2)