奈良のポコ旅:#2 ズンズン長谷寺 [仁王門〜登廊]。

関西に帰ったついでの、奈良のポコ旅。
1時間しかない時間のうち、半分が移動時間になると判明した、衝撃的な前回「#1 長谷寺に続く町並み」。
続く今回は、到着した"花の御寺"、『長谷寺』の境内を、駆け抜け始めた私が目にした風景の全て。
一分に一回以上シャッターを切ったのではないかと思える、フォトアルバムを眺めつつ、ご覧の方々も、一緒に長谷寺散歩の気分を味わって頂けたならば、幸い。
仁王門を抜けたなら、長い登廊(のぼりろう)に参りましょう。
バモス、バモス。
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1. 長谷寺の総門へ向う石階段を上る。
太陽サンサン、たなびく"せんとくん"ののぼり旗、私は汗だく。

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2. 迫力の仁王門。
小学生の頃、写生大会で描いたお寺の軒下の複雑な造りを思い出しつつ見上げる、よく似た軒下建築。
アッパレ!と、大工さんに讃辞を呈したい、匠の技。
・・・あんぐり。

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3. 逞しい仁王像の横を通り抜ける。
お礼参りに奉納されたものなのか、色々な草履がズラリ。

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4. 門を抜けると、眼前に続くのは、重要文化財の登廊。
貼られた数多のお札は、もう芸術の域!
石段を一歩一歩、時に一段飛ばしで、本堂目指して、ズンズン歩く。

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5. 登廊の横には、堂々した灯籠と、鮮やかな緑の木々が、キラリ。

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6. 第三登廊の東側にあるのが、紀貫之の『故里(ふるさと)の梅』。
小倉百人一首にも収録されている「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」。
この有名な句に登場する梅が、この木なんだとか。
ワァオ、、、めくるめくストーリー。

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7. 来た道を振り返る。
しっかりした足取りのおばあさんと、工事用の砂を運ぶおじさん。
登廊のやわらかくも正しい美しさの中に、穏やかに溶け込んでいて、惚れ惚れする調和。

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8. 間もなくゴール。石段は、続く・・・。
ヨイショ、二段飛ばしにも挑戦して、歩みをビュンビュン進める快速な足取り。

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9. やっと、左手に見えた目的の地、本堂。水をゴクゴク飲んでから、最後のダッシュ。

そして、到達した本堂は、眺望最高、涼風吹き抜ける、爽快な場所。
まだ15分は滞在可能な時間を残した自分の頑張りに、グッジョブ!
私のアタフタとは別世界のような、ゆっくりの空間のフォトリポートは、案外すぐにアップ予定。
酷暑の晩夏、旅人が見た風景の全部。
オタノシミニ。

⇒「奈良のポコ旅:#1 長谷寺に続く町並み
by makisaegusa | 2010-09-22 16:44 | Travel-旅+おでかけ | Trackback | Comments(0)