大谷採石場跡の旅: #6 地底の景観美。

大谷採石場跡』の探検も、そろそろ終盤。
様々なイベントが催されているという広大な地下空間では、ちょうど、この時、写真展が開催中。
私も、いつか、こんな雰囲気ある場所で、写真展などやってやろうと企みながら、ヒンヤリした空気に包まれ鑑賞のひととき。
なにやら、地底エフェクトで、より上等に見える作品。笑
どこまでも興味深く、何をやっても様になる空間、、、スンバラシ。
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1. 黄色いランプに照らされる、幻想的な写真展。
奥に見える立坑からは、日光の煌めき。
坑内に細かいミストが漂って、空気が青く映る、光のイリュージョン。・・・アァ、うっとり。

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2. クールな形の立坑の向こうに覗くのは、瑞々しいグリングリン。

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3. 作業現場に、射し込む透明光線の束。
自然と人工のコントラストが、美的トータルバランス!

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4. 時間が止まったかのような、錆び付いた場所。

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5. 大谷石の表面に現れる白い結晶体は、ゼオライトと呼ばれる鉱物。
地下坑内の空気が乾燥すると、石の表面に出てくるんだとか。
触ると、ザラリ。だけど、キラリ。

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6. ブルブル、こりゃ寒いとなってきた頃、脱出を試みる。
気温12度の、外気とは真逆の冷たい世界から、灼熱の地上へ向かって、階段を上る途。
ここを抜けた後、激しい気温差のせいで、ファインダーが、曇る曇る。
・・・その曇った景色の、なんと叙情的なことか。
次回、最終回、メイビー。(笑)
近日公開、夢物語のような風景フォトに、ご期待を。

⇒「大谷採石場跡の旅: #1 宇都宮の街歩き
⇒「大谷採石場跡の旅: #2 岩とイヌ
⇒「大谷採石場跡の旅: #3 地底へズンズン
⇒「大谷採石場跡の旅: #4 碧空の斜光
⇒「大谷採石場跡の旅: #5 幻想四次元の舞台
by makisaegusa | 2010-08-26 23:46 | Travel-旅+おでかけ | Trackback | Comments(0)