camino.

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未知のものなど存在しない方が、世界は安定して見えるのかもしれないけれど。

だからといって、そう勘違いをする人は往々にして、世界ってのはとモノ知り顔で、世の中のだいたいを決めてかかる癖を持つ。

閉じてしまった心から導かれるのは、穿(ウガ)った見方。
年齢に関わらず、その悲しくも残念な現象は、人をより頑なにして。
謙虚さを失わせ、閉鎖的な思考に拍車をかける。
理解不能なものへの恐怖からか。
防御としてか、威嚇としてか。
この世の全てなど、一生かけても分かり得ないという実を、うっかり忘れてしまったかのように。
いつからか人は、短い人生の経験から、なんとか法則らしきものを寄せ集め、大胆にも全てにそれを適用して。
成長とは逆方向への道を選び、小さな容器で計れるものだけを良しとする流儀に陥ることがある。

だからこそ、私たちに必要なことは、
永遠に未踏の未知領域があることを知り、それでも探究心を殺すことなく、
一人では抱えきれないからこそ分かち合い支え合っている、人生の現実を心得ておくこと。
敬意と感謝を忘れることが、決してないように。
by makisaegusa | 2010-02-11 01:54 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(0)
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