弦の側。

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夜の町、覚束ない虚空を駆け抜ける。
息つく暇さえ落っことし、慌ただしさを幾重にも積み重ね。
不安を感じる隙間にも無頓着を装って、ただ、次の瞬間を食べて進む。

触感のない、空気にすら確かさを求めたくなるほど、急ぎ渡る横断歩道で。
だれかが言った、「下弦の月が綺麗。」
その言葉の鋭利なところ、私は、ちょうど引っかかって、シャンと背筋を伸ばして深呼吸。

景色ある言葉の、心地良さ。
いつだって、まろやかな風情を醸し出す。
実は、今夜の月が下弦じゃなく上弦だったってことにも、含み笑いする。
ありがたいほどに、ちょうどの脱力。
by makisaegusa | 2009-12-22 03:20 | Photo+Kotoba-写真+ことば | Trackback | Comments(2)
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Commented by kenta at 2009-12-25 18:45 x
feliz navidad, makiさん!
最近、電信柱と電信柱をつなぐコードがぐるぐるときれいにまかれてまとめられていたことに気がついたのですが、ものごとは注意してみないと見えないものですね。
Commented by makisaegusa at 2009-12-26 02:24
>nuestro prĺncipe! Kenta!!

フェリースフェリース!!!メリーメリー!
フィエスタだらけの年末?

ふむふむ、よいことに気付いたね。笑
日本のやつは、チリのと比べると断然美しく巻かれているようだよ。イヒヒ。
日々、観察と研究を怠らぬようやってくれたまえ。笑

ケンター!冬のうちに我が家に遊びに来てね。
鍋でもやろうよーーー☆☆★サチもベンガ。
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