とけい業。

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とてもとても、穏やかな気分の朝。
けたたましい音で、私を目覚めさせようと奮闘する目覚まし時計にさえも、労をねぎらってあげたくなって。
私は、心の中、騒音から少し離れた隣の部屋で、会話した。
そんなに一生懸命、私ごときを起こそうと頑張らなくていいんだよ。
けれども、それでも鳴り続けている目覚まし時計に、もはや菩薩の域に達した笑顔で、私は、スイッチをオフにした現実。
出掛けて帰宅してみれば、原因不明に時計は停止。
おお、これはまさか。
人を苛立たせ、その感情の起伏で、覚醒をもたらす器械だったというのに、私は、その職を解いてしまったということか。
生来担ってきた役割を失ってしまった彼は、存在意義を無くし、きっと途方に暮れ、止まってしまったに違いない。
これは、たいへん。

どなたか、私の目覚まし時計を、とびきり苛立つメカに改造して下さい。
ただでさえ、寒さに覚醒の意味を見失いかけているこの私に、イラっとした目覚めを下さい。どうか。


Photo+Design: 私の本『piece of Design "POP&FUN" たのしい素材806点』より、切り絵の時計。
by makisaegusa | 2009-12-14 01:46 | Days-そんな日々 | Trackback | Comments(0)
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